タグ: 小説

06
1月
2021

【小説 津軽藩起始 六羽川編】最終章 南部軍、津軽氏を従属させる 天正七年(1579)旧暦七月十一日夜

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第九章←← 逃亡 10-1 為信ではない  同じころ……滝本たきもと重行しげゆきは岩舘いわだてで首を検あらためようとしてい…

27
12月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第九章 田中吉祥落命。終戦 天正七年(1579)旧暦七月十一日夕

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第八章←← 身代わり 9-1 危機  同じ頃……為信のいた津軽本軍も滝本たきもと重行しげゆき率いる百の兵らによって襲われて…

12
12月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第八章 津軽為信、死に窺う 天正七年(1579)旧暦七月十一日昼

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第七章←← 不制于天地人 8-1 弟は、出さぬ。  津軽つがる為ため信のぶは堀越ほりこし城じょうより出陣し、平川ひらかわを…

10
12月
2020

【小説 華麗な彼女】作者、青天の霹靂PR隊 加藤隊員 & 【コラム】お米の疑問に答える!

→→先にコラムでお勉強したい方はこちら←← 小説 華麗な彼女 ・ ある作家さんが「絵を描き続けるなら、まず描き続けられる環境と量産できる仕組みをつくることが一番大切だ」と言っていた。今ならよくわかる。ということでカレーラ…

02
12月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第七章 安東軍、乳井茶臼館に籠る 天正七年(1579)旧暦七月八日

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第六章←← 戦のやり方 7-1 先が見えぬ  矢は尽きることなく下より放たれ、高々と上がり、大いに降り浴びせられる。周りは…

01
12月
2020

【小説 気高く羽織るは化けの皮】作者、帆船ハッカ

・ 慶長五年八月十五日 南部領稗貫 雄山寺     少々肌寒さが出てきた、穏やかな日和である。 その老人は、落成して間もない寺を参詣する人波を、端でぼんやりと眺めていた。 背は高いがぴんと伸びている。…

24
11月
2020

【小説 宗家の女と男たち】作者、帆船ハッカ

・ その日、とある平原の小高い丘に、ひとりの男がいた。 芦毛の馬に乗った武士だ。二十の若臭さはとうに抜けきり、三十にほど近いか。調練の後なのか、その顔は汗だくで、軽く着付けた帷子からは、うっすらと湯気が立ち上っていた。 …

23
11月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第六章 津軽為信、出陣する 天正七年(1579)旧暦七月七日

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第五章←← 旧拠 大光寺へ 6-1 狂い  安東軍の先遣隊千五百は蔵くら舘だてを落ち着かせたのち、旧暦七月一日に宿河原しゅ…

10
11月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第五章 開戦。安東軍侵攻 天正七年(1579)旧暦六月下旬

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第四章←← 多田の思惑 5-1 侵攻開始 “ニオイシダ”を踏みつける。  安東軍は旧暦六月二五日早朝に大館おおだての扇田お…

31
10月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第四章 津軽為信、和平を探る 天正七年(1579)田植前

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第三章←← 避けるために 4-1 氷開き 岩木山の周辺には、“氷開き”という文化があったという。地中深く大きな氷を藁に包ん…

21
10月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第三章 安東愛季、津軽征討を決断する 天正七年(1579)雪解

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第二章←← 堤氏復帰 3-1 滝本出奔 奥瀬おくせ氏の事に関しては菩提ぼだいのある浄じょう満まん寺に残っているかと思いきや…

11
10月
2020

【小説 津軽藩起始 六羽川編】第二章 滝本重行、外ヶ浜より追放される 天正七年(1579)正月

https://aomori-join.com/2020/09/29/rokuwagawa/ →→第一章←← 次の標的 2-1 新天地  しばらくして……外そとヶ浜がはまに残った浪岡衆は荷造りの準備を始めた。油川の北畠仮…