#方言de小説 太宰治 火の鳥 (第七章)

A-join特派員のかんからです。

太宰治の”火の鳥”をだいぶ前から取り扱わせていただいてますけど、とうとう先が見えて参りました。主人公の”さぢよ”さんはとうとう女優になりまして、これからはずっとその世界で生きていくんですね。彼女の場合、目をかけてくださる人がいてよかったですけど……それでも彼女自身が何かをもっていないと、目にも止まらない訳で。光るモノがあれば、誰かが絶対に気づくんです!きっと。そしてその誘いにのれるかどうか。

現実世界でも、同じようなことが起きているかも?!東京銀座のバーとか。

#方言de小説 とは?

これは現代語を津軽弁に翻訳して楽しむ作品です。
変えるべき表現がございましたら、どんどん指摘してください!
作者は様々なご意見を受け入れて、よりより津軽弁作品を作って参ります。

かんからツイッターより

ではいきましょうか♪ そしてPCの方は、例の如く画面150%推奨です!

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#方言de小説 太宰治 火の鳥 (第七章)

津軽弁にすると……
見事に→まぶく
青年→わげの
聞(き)こえる→聞(き)ける
寒(さむ)かった→寒(さみ)かった
ゆっくりと→ゆったど

津軽弁にすると……
田舎→じゃいご
(爪を立てて)引っ掻く→かちゃぐ
憎悪→きまげる
~によって→~にかって
美しい・真正な→まぶい

津軽弁にすると……
だめな・よくない→まね
多い・だいぶ→がっぱ
嘲笑う→あじゃぐる
君・お前→おめ・なあ
私・自分→わー・わあ

津軽弁にすると……
素晴らしい→まぶい
笑い続ける→にたじる
頼る・お願いする→すがる
心躍る→じゃわめく
怖がる→おかながる

津軽弁にすると……
いつも→むったど
平然と→つけらした
ごまかす・ぐじゃぐじゃにする→かちゃめかす
馬鹿→つぼけ
立派な→おごろい

津軽弁にすると……
鼻持ちならぬ・いやだ→さしねえ
奇怪で→おかしけた
不潔で・汚い→やばつ
無智で→からぽやみ
滑稽で→おもへぐ

津軽弁にすると……
盗む・奪い取る→がめる
~だけ→~ばす
軽蔑する→あじゃくる
全てを→まるっど
教える→しかへる

津軽弁にすると……
少しだけ→わんか・わんつか
遊び・あいびき→あすめ
はっきりとした→ばつらっど
贔屓の・かわいがっている→めごがっちゃあ
一生懸命→へごま

 

 

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Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリジョイン 。

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