**勉強会**物価高を考える。青森県における指標で3年前5年前と比較してみる。#物価 #円安 #給料

A-join特派員のかんからです。

モノの値段が高くなったというのはよく言われることだし、この身としてもひしひしと感じているところです。

じゃあ実態としてどうなのか、データ上はどうなのかということを確かめてみようというのが今回の記事です。

世間の動きとして

県が物価高騰対策としてすべての子育て世帯に子ども1人あたり3万円を給付する応援金です。 早ければ11月下旬から始まります。 宮下 知事 「物価高騰対策といたしまして特に子どもにかかる費用が負担になるだろうということで子ども0歳から18歳まで1人3万円所得制限なしで給付をさせていただきます」

RAB青森放送

令和5年度電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金(3万円または1.5万円、以下「重点支援金」)の支給対象世帯

ただし、令和5年10月末までに世帯全員の異動(死亡・市外へ転出など)がある世帯を除く。

八戸市

市民並びに県民の声を受け、行政では対策をしっかりと打ってきております。かといって『これで安心だ~!』という性質のものではなく、言葉を悪くすれば “一時しのぎ” という表現になりえるし、だからといって何もやらないまま見て見ぬ振りもいけないし。難しいところでしょうね……。

次に肝心のデータを見ていきましょう。

物価は5年前の+8%

物価高は2022年初から始まっており、原因としては日本とアメリカの金利差だったり、ロシアによるウクライナ侵攻によって “有事のドル買い” ならびに諸経費増大などなど……。大変な世の中ですよ、ほんと💦

まず留まる気配を知りませんもん。どこでモノの値段が上がるのが収まるんだという話ですよ。

例えば消費者物価指数だけでいえば、5年前の卵の値段が1パック98円だったとすればその5年後に105円ということになってしまいますが、そこに鶏卵所から運送されて卸問屋などを経て諸経費がかさみ、結果として200円越えという事態になってしまうという。。。

つまり扱う商品によって上昇幅が異なるのですが、消費者物価指数でも食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合)2020年基準という分類を見ると、2023年9月の指数は102.9%つまりそれ以外、食料とエネルギーを中心として物価が高まっていることがわかります。

食料とエネルギーだけを見ると、おそらく+8%どころの話ではないはず……。

給料はどうだろう

この指数自体が世間一般を反映しているかという問題はさておき、”二人以上住んでいてかつ働いている人のいる世帯” の指数を見ていくと……。23年の給料自体は普通の月は18年20年を概ね上回っています。ただしボーナス月である6月は20年ほど高くはない。物価が上がってるのだから、ボーナスもさらに高くなってもらわなければ困りますよ。

でもボーナスといっても貰えないような企業もありますので、その恩恵にあずかっていない人からすれば……関係ない話💦

不思議な消費の話

これは青森市のデータなんですけど、2023年5月まで異様に消費熱が高まっているんですよねー。何かありましたっけ?

全国的に見てもそんな兆候はありませんでしたし、つまりは青森市だけの現象……。住んでいる人たちは肌で感じているものはあったのか?果たして??

なぞは深まるばかり……。これは宿題として、あえて答えださず残しときます。学者の方がいたらお返事ください✉

今は直近最大級なる円安の時代。これが反転して円高になれば、モノの値段は安くなるはず……。そうすれば無駄金を使わずに済む。

未来予測は誰もができないことながら、そろそろ戻らないかな……と思いたいところ。そろそろ反転するんじゃないですか?と無責任に言い放って記事を終わりにしたいと思います✒

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリジョイン 。

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