青森市宿泊入込客数は17ヶ月連続でコロナ禍前2019年を上回る。青森県立美術館の快挙。 #月例観光統計 #人流 #VRESAS

A-join特派員のかんからです。

しばらく宿泊客数の統計記事は出さずにおりましたが、久しぶりに扱いたいと思います。

ということで調べていくと、物凄く良くなってるんだなーとヒシヒシと感じさせるデータでした!

17ヶ月連続2019年を上回るという快挙。

データセット検索 – 青い森オープンデータカタログAoi Mori Open Data Catalo 過去のデータも11施設数に補正済み

前に扱った際は “13カ月連続” ということでお伝えしていたのですが、まさか17カ月も続くことになるとは……!2023年の青森市宿泊入込客数は前年度超えを果たしておりコロナ禍前2019年を超えはもちろん、過去20年レベルでの宿泊者数が来ていることが判明しております。

コロナ禍明けの需要の凄まじさを感じているところです。一応はWithコロナなので続いていることは確かですが、規制がなく共存していくと振り切れてしまえば、これまでの鬱憤を晴らすが如く、観光ビジネス様々な理由で青森へ泊まりに来ているのでしょう。

県全体でみていくと

ほぼ2019年と同じくらいを推移しており、6ヶ月連続で2019年を上回っています。

そんな中で青森市になぜ宿泊客が多くなるのかというと、まず県の中心に位置し、他地域へ向かう際のアクセスの良さがある。他地域から来る人にとっては県庁所在地を第一候補として考えるのが自然なのかもしれません。

青森市のみならず、他地域も2019年超えもしくは同程度へと回復しております。

この流れがずっと続けばいいですね♪

観光施設への客足は?

県全体のデータで言えば、観光施設入込客数はコロナ禍前の2019年レベルにまで回復しております。ただし地域別に見ていくと、それ以上に好調なところもあれば不調なところもあり、思ったより人気不人気が出ています。

例えば青森県立美術館は『なぜそんなにお客が来ているの?!』と驚くレベルでの快調さです!こうなった要因を考えていくと、例えば棟方志功にまつわる展示会が7月29日(土)– 9月24日(日)で開かれていました。棟方志功記念館が閉鎖とのニュースが扱われる中で、同ネームが高い注目を浴びたのかもしれませんね。

他にも庵野秀明展が2023年4月22日(土) ━ 7月17日(月)で行われました。大盛況だったと伺っていますので、そういったところの影響も見込めるでしょう。この期間(4月~7月)だけで計算すると、前年よりも49661人の増加を果たしています。

一方で前年並みに客足はきているものの、コロナ禍前のレベルには回復できていない施設もあります。なぜこのような差が生まれているのか、検討は必要でしょう。

人流は2019年並み、またはそれ以上

青森県 | V-RESAS

もう以前のような閑散とした場面になることはないでしょう。さらに祭りやお盆時であれば2019年と比べて約2倍もの人々が青森県を目掛けてやってきております。こういった需要を余すことなく観光なり産業に生かしていきたいものですね♪

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリジョイン 。

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