アオモリコネクト特派員のかんからです。
これは明らかに身内ネタ。なんでも僕のおじいちゃんの姉が作った旅館があったらしい?ということで、分かる範囲で調査してみようという企画です!その名も “つがる屋” だとか。漢字で “津軽屋” なのか、平仮名カタカナかも全く分からない。そんなところからスタートしてみます(笑)
南部屋と青森屋は有名だけど
南部屋・海扇閣公式サイト | 青森県浅虫温泉 (kaisenkaku.com)
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星野リゾート 青森屋【公式】 | Hoshino Resorts Aomoriya
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どちらもとっても魅力のある旅館さんなので、青森県にお越しの際はぜひご宿泊ください♪
でも津軽屋というネーミングの旅館は聞いたことないなあ……。
なんでだろう??
ひとまず津軽屋を地図で探す
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けっこう津軽屋ってたくさんあります。
きっとこの中のどれかです!!
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と思いきや、
『いや、津軽屋ってのは岩手県にあった旅館。』
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岩手県で “津軽” とは、これ如何に?!
とりあえず津軽屋は旅館なので、久慈市にある中華そば屋でもありません(笑)
青森県内なら飲食店の津軽屋さん多かったんですけどね~。
話を詳しく聞くと
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- 津軽屋を開いたという僕のおじいちゃんの姉は、生きていれば100歳ぐらい?それだとすでにご存命ではない可能性が高い
- 木造町(現つがる市)で生まれ、嫁ぎ先で旅館を開いた
- なぜ津軽というネーミングを使って南部(=岩手県)に作ったのか、いまだ謎は多い
- 30年前に閉業
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ちなみに場所は宮古市の磯鶏駅の前だったそうな。
宮古市と言えば偶然にも “津軽石” という地名があります。しかも “津軽石川” という河川もあります。
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宮古湾最奥部に注ぐ清流で、鮭の遡上する川として有名です。
伝説では、元亀・天正の頃、津軽の黒石(青森県黒石市)の浅瀬石川では鮭がたくさん遡上するので、御神石を分けてゆずり受けたところ、秋になると鮭の大群が来るようになり、やがて南部第一の鮭川漁場になった。そこで、津軽から移した奇石の奇跡を徳として、それまでの丸長川から津軽の石の川、すなわち津軽石川と呼ばれるようになったといわれています。
このめぐり合わせにより、1966年から宮古市と黒石市は姉妹都市として交流を重ねています。冬になると白鳥が飛来し、子供連れの家族で賑わいます。
何か分からないけど、伝説と似たことやってるよ。しかもネーミングも “津軽屋” だから。
もしかしてこの伝説から名前を取りました?
宮古の人に聞いてみた
宮古観光文化交流協会 – 岩手県宮古市にある宮古観光文化交流協会の公式サイトです。 (kankou385.jp)
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分かんないことは堂々と聞けばいいんですよ。記事で使う事なのだから。
ということで伺ってみたところ、
『他の職員にも聞きましたが、知らないそうです』
というご回答でした。
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完全に幻のまま終わったな……。
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確かに平成初頭の電話帳を当たってみても、該当する名称が出てこないわけですよ。
かすかに函館で昔あったことは情報として出てきましたが、岩手じゃないしな……。
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まあ、そういうときもあるさ♪