【2023年5月版】青森県におけるインフル&コロナの状況確認🦠

A-join特派員のかんからです。

久しぶりにインフルやコロナ関係の記事を書いてみるわけですけど、なんだかんだあり僕も本業でこれ系の資料を使う訳ですよ。なので自分への知識入れも兼ねて、みなさんと情報共有できればなと思います。

https://aomori-join.com/2023/01/01/coronapicup/

週毎に感染者数が公表されることに

新型コロナウイルスの「5類」移行が5月8日に迫る中、移行後の流行状況の監視体制を厚生労働省が示しました。

感染者の数を毎日公表する「全数把握」は終わり、一部の医療機関での「定点把握」でわかった内容が週1回、発表されることになります。季節性インフルエンザなどと同じ扱いに近づくことになりますが、「今後も流行は繰り返される」として一部、維持される部分もあります。

新型コロナ5類移行後 5月8日から定点把握でどうなる?感染者数は | NHK | 新型コロナウイルス

去年であれば血眼ちまなこになって追っていた感染者数の情報も、今ではまったく気にせずに出歩いている人も多いのではないでしょうか?マスク着用も “自由” という言い方も正確かどうか分からないまでも、世の中は確実に往時の姿へと戻りつつあります。

インフルコロナ逆転は6週間で終わる

青森県内におけるインフルエンザ報告者数と新型コロナ感染者数は、2/13~から6週間にわたる期間において逆転を起こしていました。再びコロナが上回った後も例年とは異なり、インフルの流行した最盛期が後に延びたのが特徴と言えるのではないでしょうか。一気に感染した人が多くなったタイミングが存在しなかったのは、コロナ対策に皆さんが気を配っていた結果がインフルにも反映されたためだと思われます。

無料だった治療費や入院費が自己負担

まず疑わしい症状があって病院で検査を受ける場合、これまでは公費負担で無料でしたが、5月8日からは自己負担となります。次に病院で支払う医療費も、これまではコロナと診断されれば治療費や薬代が無料でしたが、これも自己負担となります。

そしてコロナと診断されて自宅療養する場合、これまでは厚労省が7日間の外出自粛を求めていましたが、5月8日からは「個人の判断」となります。そのうえで厚労省は「5日間は外出を控えることを推奨する」という「目安」を示しています。

コロナ「5類」移行で何が変わる?治療薬は自己負担で3万円超え?病院受け入れに新たなハードルも?【サンデーモーニング】|TBS NEWS DIG – YouTube

あと医療機関によってはPCRと抗原定量・抗原定性(=簡易キット)どちらも検査できる環境が整っていましたが、検査を整えたはいいものの『PCRだけで検査が事足りるんじゃない?』とか、『お金がかかるようになるならPCR受ける人が減るだろうし、一番安い抗原定性だけに検査を絞ろう』という動きにも繋がってくることでしょう。手技的なことを言えば抗原定量が難しいような気が個人的にはしているので、これが検査として無くなるのが早いのかな……と思ったりしてます。

https://aomori-join.com/2023/01/17/influenza/

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリジョイン 。

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