《訂正有》2022年の青森市宿泊入込者数(年間)は実質過去最多になる見込み。4ヶ月連続で宿泊者数が2019年を超え、3ヶ月連続で過去10年間をも上回る。#月例観光統計 #VRESAS

《訂正有》実質過去最多⇒過去16年間で最多

青森県観光統計概要-1988年~2009年(昭和63年~平成21年) – 青い森オープンデータカタログAoi Mori Open Data Catalog (aomori.lg.jp)

青森県観光入込客統計|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

本日新しいデータを手に入れることが出来まして、それらを精査した結果……記事冒頭では “2022年の青森市宿泊入込者数(年間)は実質過去最多になる見込み” とお伝えしていましたが、最多にはどうやってもならないことが判明いたしました……!

これまで元のデータとしてつかっていたのは月例観光統計というもの。これは平成23年から現在までのデータなのですが……その以前のデータとして “青森県観光レクリエーション客入込数調査実施要領による調査” があり、それによると青森市で最も多い宿泊入込客数を達成していたのは平成9年(=1997年)の1,508,000人(市全体)。これを記事で使っている11施設補正になおすと467,922人。こうなると下の記事を読んでいただければ分かると思いますが、過去最高と想定していた2018年の350,081人には遠く及ばない訳です。なので今年もキャンペーンの力があっても達成は無理です!

というか平成前半は今よりもはるかに観光客や宿泊客がたくさんいたんですね……。コロナが無くても客足30%減ってますよ!!

以下、22/09/04(日)時点の記事

A-join特派員のかんからです。

自分でも『ふざけてるな~』と感じるネタではありますけど

統計から導かれる予測からすると十分ありえる話なんです。このコロナ禍において、特に去年なんか弘前でさくら祭りやったら人流増宿泊者増が叫ばれて、かたや八戸で増えたら宿泊者が増えていたりと、ある意味で外部起因の影響が大きかった時代もございました。なので宿泊者数に関しての今回のテーマを扱うにあたり不思議な気持ちにもなります。

いまはもうグジャグジャでしょ?職場内感染家庭内感染で次々と広がり、そして祭りやお盆による影響を防ぐこともできず、まさに同じことを繰り返している現状があります。いい加減に……密を避けて帰省時期を前後にずらす努力を個々人や企業団体で出来ないのかと常々思います。。。それほどまでに文化や慣習は人の動きに染みついているのだなと改めて実感しているところです。僕なんか実家は青森県内ですけど今回のお盆は帰らずに、10月の連休がいいかなと狙ってるんですがね。

人間は理性ある動物といわれているのだから、いい方法は見つからないモノでしょうか?

青森市宿泊入込客数、4ヶ月連続で2019年超え

月例観光統計について|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

青森県観光企画課から8/30(火)発表された #月例観光統計 によると、7月の青森県宿泊入込客数は2019年に迫る水準、青森市は4ヶ月連続2019年を上回っただけでなく、3ヶ月連続で過去10年間の宿泊客数をも超えたことが分かった。
もはや #自粛 という現象はそこにはなく、新たなフェーズに入ったといえる。宿泊に関するキャンペーンを続行していたのも一つの要因だが、コロナ感染拡大という状況を以前より恐れなくなってきたということも言えるだろう。

泊まって応援、ゆったり安心 青森県おでかけキャンペーン<青森県・北海道・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県居住者限定> (aomori-trip.jp)

これまではコロナ感染拡大すると宿泊者数は下がる傾向があった。だが22年7月にはそれがない。

宿泊者数が以前の水準より多い原因は?

青森市と他地域の宿泊者数も併せて比べてみると、総数自体は他地域より多いわけでは決してありません。統計上の施設数を八戸弘前が多く扱っているのもありますが、タイミングによっては施設数が少ないながら青森市の勢いが強く、結果として八戸弘前を上回っていることすらありました。

しかし今回の状況を見てみると、青森市に限らず全地域において宿泊者の増加の傾向が続いています。ある意味でホテル側が最大限客室を稼働させているのに近い状況といえるかもしれません。それは県内外のお客様を受け入れることに成功しており、これまで #旅行 に興味を持ってこなかった層に対しても利用を促せているのだなと感じられます。

コロナ禍を契機として、これまで外側にばかり向けられてきた目線が内側へとみる眼差しへと変化しました。青森県内のあらゆるモノコトが注目され、地元再発見につながっているとも言えるのではないでしょうか。そして県内といっても泊まることが必要なレベルで遠い場所がたくさんありますから(笑)

5月には旅行に伴う消費が19年並みに回復。これは青森ねぶた祭でホテル予約需要が高かったタイミングと符合する。

A-join特派員のかんからです。 3月13日に『今年のねぶたはやります!』と報道されて以降、コロナ禍におけるホテル料...

もしかすると青森市は年別過去最多を達成かも

このデータを作成するのに用いております月例観光統計は年によって統計の元となる施設数が異なります。なので今回は最新のデータ基準である11施設数として補正して比較します。

みなさんもご覧になれる公開データ上の青森市宿泊入込客数の最高値は2012年の403,220人(14施設数)です。これを11施設数に補正すると316,816人となります。そして補正済みのデータ上で最高値を出しているのは2018年の350,081人(12⇒11施設数)です。

今年7月時点で青森市宿泊入込客数は累計で194,738人つまりあと5カ月で155,343人以上の宿泊者実績を達成すれば過去最多といっても過言ではありません。月毎31,069人以上が目安となります。

4/11(月)から青森県おでかけキャンペーンが再開され、現時点では9/30(金)までならご利用いただけることになっています。でも何度にもわたり延長を繰り返したことから、おそらくはもっと長くなるでしょう。加えてコロナ第7波が発生してもキャンペーンを続ける判断をしたので、今後再流行しても中止はしないと思われます。

ということで考えると、この宿泊者数が多い状況は年の終わりまで続くという仮定が成り立つのです。キャンペーンが再開された4月から7月までの宿泊者数の平均値は33,691人。キャンペーンが4月の途中から始まったことを加味すると、この値よりも若干高いデータが出される可能性だってあるのです。

2021年のデータでもキャンペーンによる宿泊者増は確認できる事実である。

祭りとお盆の影響を加味すると

青森県 | V-RESAS

#青森ねぶた祭 など県内では多くのお祭りが開催されました。7月より始まった新型コロナウイルス再流行の影響によりホテルのキャンセルは相次いだものの、いつもより稼働が高かったのは事実です。例年であれば8月の宿泊者数は他の月と比べて一番高く、青森県全体がもろ手を挙げて外需を稼ぐシーズンであります。

A-join特派員のかんからです。 3月13日に『今年のねぶたはやります!』と報道されて以降、コロナ禍におけるホテル料...

#ヒートマップで可視化

津軽地域……弘前市,黒石市,平川市,西目屋村,藤崎町,大鰐町,田舎館村,板柳町
八戸地域……八戸市,おいらせ町,三戸町,五戸町,田子町,南部町,階上町,新郷村
青森地域……青森市,平内町,今別町,蓬田村,外ヶ浜町
西北五地域……五所川原市,つがる市,鰺ヶ沢町,深浦町,鶴田町,中泊町
上十三地域……十和田市,三沢市,野辺地町,七戸町,六戸町,横浜町,東北町,六ヶ所村
下北地域……むつ市,大間町,東通村,風間浦村,佐井村

#人流 という点で比べてみると、明らかに祭りが行われた地域とそうでない地域に開きが確認できました。そしてお盆は全地域ともに上昇傾向がみられ、でもコロナ禍の傾向として実家の家族とは合流せずにホテルに泊まる帰省客もいるので、宿泊者数増加には確実に寄与するはずです。

一方で感染者と接触を防ぐためにわざとホテルに泊まる現地住民や、あるいはグレーな使い方をする人の問題もあります。感染拡大局面においてこのウェートを加味する必要もあるでしょうね……。

ちなみになぜ下北地域の8月第2週の流入値(=in)が19年比で2.73倍をうっているかを解説すると、元々同地域の人流自体が少ない、つまり母数が少ないがためにちょっとした変化でも値が大きく出やすいという欠点があります。でもその話でいえば上十三や西北五も当てはまるのですが……ここで下北特有の状況も出てきます。まずはお盆と3年ぶりのお祭りのタイミングが重なった影響で過度な人流が発生したと考えられる点。そしてアツギ工場に代表される雇用状況の悪化により、下北から他地域への出稼ぎ労働者が増加した可能性もあります。彼らが一気に帰省したと考えれば頷ける値ではあると思います。災害による復興需要はありつつも、得をするのは一部の企業や外の企業に限られたのか……推測に過ぎませんが💦

お盆後半である8月第3週で津軽と西北五の流出値(=out)がいち早く低下したのは豪雨による影響であり、後片付けで外に行くどころではないという状況を反映していたと言えます。

ゴールデンウィークとお祭りお盆の違いはなんだったのか?考えてるべき課題です。

予想外なことが起きる世の中をどう生きる

田口庸友(やすとも)首席エコノミストは「躍動感あふれ、体験型観光である青森ねぶたの魅力『密』『熱狂』が今夏は裏目に出て、コロナ第7波への警戒を強めた高齢者らを十分に取り込めなかったのでは」と指摘。「仙台七夕は観賞型でコロナの影響を受けにくく、地元の日帰り客が多い」とし、祭りの性質の差が出たと分析している。

「ねぶた」県外誘客力健在も…観光消費は苦戦(東奥日報) – goo ニュース

持論ですが……宿泊者数も人流を形成する一要素と考えるならば、経済の維持とコロナ感染拡大を未然に防ぐことを両立させるため、宿泊者数は一定ラインをターゲットとして設定するのが良いと考えています。仮に青森市であれば2019年平均ラインの2.5万~3万人をターゲットとして設定するのが良いのかなと考えます。そのラインを超えるようであれば観光振興策を続けるにせよ、例えば宿泊の多い金曜土曜に政策を適応しない(≒新規販売停止)、サービス内容の変化等、一か月ごとに評価して政策を変えていく態度が必要です。これには宿泊施設側の業務上の協力も不可欠ですが、過剰な人流を予め抑制することができます。

ひたすらアクセルを踏み続ける態度を行政機関が取り続ければ、気の緩みだったり全体のムードがあたかもコロナ禍が終ったかのような行動へと繋がります。未然に感染拡大を防ごうとする手綱こそが、最終的に経済の崩壊を防ぐことになるのではないでしょうか。

なにも過去最多を目指す理由ってありますか?

シェアして拡散して頂けたら、もっと青森が盛り上がります。

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