《4/14(木)付続報》陸奥新報より記事が出ました。
https://twitter.com/on_aomori/status/1513268235369549825?s=20&t=RgUqwXmt9kQTforKadSXrQ ・
間もなく「弘前さくらまつり」が始まる。某社の「全国『さくら県』イメージランキング」では、青森県は全国3位に入った。多くの人がやってくるのは確実だ。その人たちが桜以外の良さにも触れ、青森県の食材・料理や土産品などを購入してもらうためにも県内に宿泊してもらうことが重要だ。繁忙だけを理由に、料金を桁外れに上げる「ねぶた料金」は、やめにしなければならないのだ。(青森大学名誉教授 末永洋一) 「青森県内宿泊ゼロ」“ねぶた料金”も災いか by 陸奥新報 (mutusinpou.co.jp)
・ ちなみに今年の #ねぶた料金 は以下に示すグラフのように推移しています。見ている限り、売り控えをする宿泊施設は少なくなった模様です。去年それぞれの地域で一番安かった東横イン弘前駅前と東横イン新青森駅東口は休館しているため、ねぶたプラン販売からは脱落。一方で45万円の客室を販売していることで有名になったホテルセレクトイン青森は、ねぶたプランの販売を未だ開始しておりません。 注:プランの販売状況や内容につきましては各ホテルにお問い合わせいただくか、ホームページをご覧ください。
表題でありますように『青森市内、10万円以上の客室が消滅へ』とは書いたものの、今年も10万以上の客室は出現しました。しかし去年に比べて安く推移しているのは確かなようです。ぜひ過去のデータと見比べてみてください。
**現在4/14(木)時点の中央値** 最安値(シングル等)料金 :中央値2万7500円 最高値(ダブル・トリプル等)料金:中央値6万2000円 ・ コロナ禍の中で利益確保を考えるのは至難の技。かといって料金設定を高く上げすぎれば客足は遠のくので、その辺りが悩みどころでしょう。 ・ 注:表内におけるキャンセル規定は、最高値の客室に対するものです。 ・ 他詳細は改めて新規記事でお伝えできればと考えています。例えば #ねぶたプラン の宿泊先で青森市内が本当にゼロなのか?費用面での色々をまとめて、改めて記事を出すつもりでいます。しばらくお待ちください……。
以下、22/03/18時点の記事
Contents
青森ねぶた3年ぶり開催へ
午後5:01に投稿されたこのツイート。2時間ほどで133リツイート24・引用ツイート・298いいねを集めてしまう注目ぶり。 ・
青森ねぶた祭を主催する実行委員会は17日、青森市内で会合を開き、今年は例年通りの日程で通常の祭りの開催を目指す方針を決めた。新型コロナの影響で祭りは2020年、21年と2年続けて中止しており、開催が実現すれば3年ぶり。
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新型コロナ対策として、参加者や来場者の密集を避けるため、(1)ねぶたの運行を従来の一斉スタートから順次スタートに変更(2)通例なら自由に参加できる「ハネト」と呼ばれる踊り手は事前登録制―などとする。青森ねぶた祭は毎年夏に開かれる青森の夏の風物詩。最大約5メートルの高さの巨大な武者灯籠を「ハネト」が囲み、市中心部を練り歩く。2019年は国内外から約285万人が訪れた。
このニュースに対して多くのコメントが寄せられており、開催するしないに関わらず一筋縄ではいかぬ様子が伺い知れます……。
現在2022年の客室販売状況
不可=キャンセル時に宿泊料が全額キャンセル料となる ・ まだ #青森ねぶた祭 の方針が明らかになる前の動向なので、今後の変化はあるでしょうが……それにしても前年度よりも明らかに及び腰の #ねぶた料金 となっております。前年度のねぶた中止アナウンス前の状況と比べてみると ・ <青森市内客室販売価格> 最安値(シングル等)料金 :去年4万5千円中央値 ⇒ 現在3万円中央値 最高値(ダブル・トリプル等)料金:去年10万円中央値 ⇒ 現在3万5千円中央値 ・ 特に上限が大きく下げられている結果となりました。ただ現在はまだ3月ですし、これから #ねぶた期間 の客室販売をスタートするホテルさんも多くいらっしゃいます。ねぶた祭り開催の方針が打ち出された今、最安値最高値共に価格帯は上昇していくでしょう。ただし上昇したとしても昨年のようなレベルでの料金にはならず、最高値は7万円が中央値になるのではないかと個人的には予想しています。 一方で新型コロナの感染拡大は価格を下げる要因であり、今後の状況によって価格下落の方向へと切り替わる可能性もあります。また去年も見受けられたように、ねぶた祭が確実に行われるかどうか判明するまで売り控えするホテルさんも一定数現れるでしょう。 これからも販売状況を確認し、コロナ社会における #ねぶた料金 #ねぶたプラン を追っていきたいと思います。
過去2021年の客室販売状況
・ 2021年の #ねぶた料金 #ねぶたプラン は例年と比べて強気の値段設定で販売されておりました。要因として ①2020年の利益分も併せて確保したい ②コロナ禍明け需要の高まりを予想 の二つが挙げられるかなと思います。 一方でねぶた期間の客室販売を控えた宿泊業者は青森市内の約半数に上り、業者による対応の差も浮き彫りになりました。 ・ ただし売り控えする要素の一つに、旅行業者による客室の仮押さえもある。ウェートとして如何ほど占めるかは不明。 ・ 2021年の特徴として #ねぶたプラン を販売していた宿泊施設の約半数が、キャンセルのタイミングに関わらず宿泊料金全てをキャンセル料金として頂くという規約を設定しておりました。つまりねぶた祭が中止になったとしても、その規約に従えば祭りに行かなくても料金は全額返ってきません。ただし中止の報道がされて以降 全額返還を公式サイトで表明したホテルもありましたので、全てが全て規約に則って行われたという訳ではないようです。
祭りの観光客を迎えるにあたり
・ 2021年の販売価格を見て、こうコメントしてた人がいたんです。 『これじゃねぶた祭りなんて 自分のような低所得者は 一生、観に行けませんよ。』 ・ この言葉が非常に心に刺さっておりまして、確かにそうだなと感じました。お祭りは広く色んな人が楽しめるものであってほしいし、それは青森の人だけじゃなくて他の地域の人も見たい人はぜひ見てほしい! “これぞお祭りだ” ということを肌で感じてもらいたいんです。 でもコロナ禍を契機として昨年の料金が跳ね上がり、もしそのままの価格帯で推移すれば……外から来る人は本当の一握りの人々だけになってしまいます。もちろんホテルにも様々なレベルがあって、安く抑えようとすればキャンプ場まであります。でも “ねぶた” = “高い” というイメージが定着してしまったら最後、ねぶたを見たいという望みを諦めてしまいかねません。 ・ ホテル側の論理で語るのなら、もちろん価格を上げれば利益も上がる。そして料金設定を上げれば上げるだけ “客層” が良くなるという話があります。つまり職員が理不尽な文句を言われる確率が低くなるという意味合いですが、はたしてホテル側が料金を上げた状態のサービスを提供できるのかという問題も考えて行かなければいけません。築年数が経てば容赦なく老朽化は進みますし、客室のレベルも次第に下がってくる……それなのに祭りだからといって “祭りの日” に価値を大いに見出し、料金を否応なく上げるという事は避けなければいけないと僕は考えるところです。 これは青森全体の評判に関わること。平常時の値段に対して5倍上がるのは納得できでも20倍上がるのは飲み込めないなーと、去年を思い出して感じております。。。
強いて言うなら、値段を上げる ⇒ 客層は高まり上品に? ⇒ 高所得者層自体の人口比は少ないので、結果として宿泊者数減少⇒利益も減少 へとも繋がります。知らないうちに自分の首を絞める羽目に。つまり需要と供給が一番安定するだろう価格帯を考えなければいけませんね。 さて、今年のねぶた祭。憂いなく開催できればいいですけど……。
2022年、待ってましたの開催、
おめでとうございます!
コロナ前までの、サマーキャンプ場と、
ライダー参加の板金屋さんの、ねぶたは有りますか?!
青森市内のホテルも、軒並値段釣り上げてみえますが、逆効果では無いですか?
愛知県民に限らず、オールTOYOTA、資金繰り何とでもなると、足元見られる県民性ですが、日本人も世界の方も石橋たたきます。
あんなに密になって踊って、暑い中、マスクして踊るなんて、何処かイカれたライダーぐらいでしょう‥
サマーキャンプも人数制限付けて、距離取っての開催を期待しています。ホテル側へも、青森県からの支援金、補助金出してでも値段下げるべきです。青森県の大切な観光資源だとするなら、尚更です。
お返事お待ちしております📩
コメントありがとうございます!
青森県板金工業組合のねぶたは今年も出ます。ただしサマーキャンプ場の開設はしないそうです。
はねとが事前登録で人数制限されることと、キャンプ場のリーダーがコロナ対策が困難で開設を望んでいないことが理由です。
ホテルに関しては私見でございますが、あくまで自由競争の原理で販売されているものなので、ホテル側が困っているわけではありません。そこへ県として補助金を出すのは本来の主旨とは異なるからと思われます。
どうぞよろしくお願いいたします✨
アオモリジョイン 佐藤