大相撲初場所(令和8年1月場所)は1月11日に初日を迎え、中盤を終えた1月17日時点で、青森県出身力士たちがそれぞれの土俵で存在感を示している。青森県は古くから「相撲どころ」として知られ、明治16年(1883年)以降、“142年以上続く”とも報じられる青森県出身の幕内輩出記録を継続中。この大記録を現在守っているのが、伊勢ヶ濱部屋の錦富士 隆聖(29歳、青森県十和田市出身)だ。
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幕内唯一の青森勢・錦富士、堅実に白星を積み重ね
西前頭十一枚目の錦富士は、ここまで4勝3敗と勝ち越しラインをキープする安定した相撲を見せている。通算出場600回目の節目も白星で飾るなど、経験を活かした押し相撲が光る。過去には十両陥落の危機もあったが、再入幕を果たし、青森県の誇りを背負って土俵に上がっている。残りの取組次第では、2桁白星も狙える位置にいる。
錦富士 隆聖 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
十両の尊富士、再入幕へ意欲 新入幕優勝の記憶を胸に
同じ伊勢ヶ濱部屋の尊富士 弥輝也(26歳、五所川原市出身)は、西十両5枚目で3勝4敗とやや出遅れている。「2024年三月場所に幕内優勝(新入幕優勝)という衝撃的な快挙を成し遂げた逸材だが、怪我の影響などもあって十両に番付を落としている。それでも若さ溢れる突き押しは健在で、残り取組での巻き返しが期待される。再入幕、そして再びの上位挑戦に向けた重要な場所だ。
尊富士 弥輝也 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
下位にも青森の若手が続々 未来は明るい
幕内・十両以外にも、青森県出身の現役力士は複数おり、伝統の灯を繋いでいる。日本相撲協会のデータによると、令和8年1月場所の結果は以下の通り。
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| 階級 | しこ名 | 番付 | 所属部屋 | 出身地(市町村) | 年齢 | 現時点の成績 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 幕下 | 大花竜 | 西幕下七枚目 | 立浪部屋 | 青森県十和田市 | 24歳 | 2勝1敗 |
| 幕下 | 長内 | 西幕下二十一枚目 | 高砂部屋 | 青森県北津軽郡鶴田町 | 26歳 | 2勝1敗 |
| 幕下 | 安響 | 西幕下三十九枚目 | 安治川部屋 | 青森県つがる市 | 20歳 | 1勝2敗 |
| 幕下 | 時天嵐 | 西幕下五十八枚目 | 時津風部屋 | 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 | 24歳 | 1勝2敗 |
| 三段目 | 海真 | 西三段目三十三枚目 | 田子ノ浦部屋 | 青森県下北郡大間町 | 24歳 | 2勝1敗 |
| 三段目 | 克乃富士 | 西三段目四十一枚目 | 境川部屋 | 青森県つがる市 | 41歳 | 1勝2敗 |
| 三段目 | 豪ノ勝 | 東三段目六十一枚目 | 武隈部屋 | 青森県つがる市 | 19歳 | 2勝1敗 |
| 序二段 | 若神 | 東序二段四枚目 | 西岩部屋 | 青森県北津軽郡鶴田町 | 18歳 | 1勝2敗 |
| 序二段 | 豪正龍 | 西序二段九枚目 | 武隈部屋 | 青森県つがる市 | 23歳 | 2勝2敗 |
| 序二段 | 安寿真 | 東序二段五十枚目 | 安治川部屋 | 青森県三戸郡田子町 | 19歳 | 1勝2敗 |
| 序二段 | 安櫻 | 東序二段五十三枚目 | 安治川部屋 | 青森県西津軽郡深浦町 | 20歳 | 1勝3敗 |
| 序二段 | 若長谷川 | 東序二段九十八枚目 | 西岩部屋 | 青森県つがる市 | 21歳 | 3勝1敗 |
| 序ノ口 | 山田 | 東序ノ口十枚目 | 二所ノ関部屋 | 青森県青森市 | 21歳 | 2勝2敗 |
| 序ノ口 | 若佐々木 | 東序ノ口十六枚目 | 西岩部屋 | 青森県むつ市 | 17歳 | 1勝3敗 |
※年齢は2026/01/17時点の満年齢(生年月日は日本相撲協会公式プロフィールを参照)。
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総勢10名以上が現役で活躍しており、若手育成も着実に進んでいる。元関脇・宝富士(中泊町出身)の桐山親方らも、地元で後進の指導に力を注いでいる。
青森県勢は上位で記録を守り、下位で未来を育む――。初場所後半戦も、故郷の期待を背負った力士たちの熱い取組に注目が集まる。千秋楽(1月25日)に向け、青森の誇りが土俵を熱くするだろう。
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令和8年1月場所(観戦案内:日程 1/11〜1/25)
https://www.sumo.or.jp/Watching/isolate/
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