2025年12月31日、第104回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が千葉県のフクダ電子アリーナで行われ、青森県代表の青森山田高校は熊本県代表の大津高校に0-2で敗れた。前半は0-0のまま推移し、互いに慎重な入りとなったが、後半に入って試合が動く。後半3分(48分)、大津が山本翼のゴールで先制すると、後半23分(68分)には横浜F・マリノス加入内定とされる村上慶が追加点を奪い、2点差をつけた。青森山田も終盤に反撃を試みたものの最後まで得点には至らず、スコアは0-2のまま試合終了となった。公式記録による観客数は15,315人だった。
青森山田は前年の第103回大会も2回戦で敗れており、今大会の結果により2大会連続で2回戦敗退となった。一方の大津は、組織的な守備と中盤の運動量で主導権を握り、後半の2得点で勝負を決めて3回戦進出を決めた。両校は第100回大会(2021年度)の決勝でも対戦した間柄で、当時は青森山田が優勝している。今回は大津が完封勝利を収め、当時の決勝カードを思わせる注目の一戦で結果を残した格好だ。
なお、観客数15,315人については、Xの高校サッカー情報アカウント「高校サッカーをもっと!!」が「2回戦の観客動員数ランキング(2007年以降)」として集計した投稿の中で、この試合が2位相当として紹介されている。これはSNS上の第三者集計であり、公式発表のランキングではない点には留意が必要だが、注目度の高さを示す材料の一つにはなるだろう
・
・







