八戸サッカー

ヴァンラーレ八戸、高知ユナイテッドとスコアレスドロー J2昇格へ勝ち点1を積み重ねる

2025年11月15日、高知県立春野総合運動公園陸上競技場 – J3リーグ第36節で、ヴァンラーレ八戸はアウェーで高知ユナイテッドSCと対戦し、0-0の引き分けに終わった。この結果、八戸は勝ち点1を加え、J2昇格争いのトップ争いを維持。他チームの結果次第で、明日にも昇格が決まる可能性を残した。一方、高知はこれによりJ3残留を自力で確定させた。

出典:ヴァンラーレ八戸公式X(@vanraure)

試合の流れ:堅守が光るスコアレスゲーム

試合は14時3分にキックオフ。八戸は直近の好調を活かし、序盤からボールポゼッションを優位に進めた。前半のポゼッション率は高知41%に対し八戸59%と、八戸が主導権を握ったものの、シュート数は高知9本(枠内5本)に対し八戸3本(枠内2本)と、高知のカウンター攻撃に苦しむ場面も見られた。 八戸の守備陣が粘り強く対応し、前半はスコアレスで折り返した。

後半に入ると、八戸は選手交代を積極的に行い、攻撃を活性化。クロスやセットプレーから何度もチャンスを作ったが、高知の堅固なブロックに阻まれ、得点には至らなかった。高知も残留を懸けた必死の守備で耐え抜き、結局両チーム無得点で試合終了。八戸のサポーターからは「堅守は評価できるが、決定力不足が惜しい」との声が聞かれた。

八戸の監督はハーフタイムで「相手の切り替えが早い。ボールを早く動かそう」と指示を出していたが、相手の守備網を崩しきれなかった。

昇格争いの行方:勝ち点で栃木シティと並ぶ

この引き分けにより、八戸の勝ち点は(仮に前節までの積み上げを考慮)昇格圏内をキープ。同時進行の他試合で、首位を争う栃木シティがFC岐阜に敗れたため、勝ち点で並んだものの、得失点差で八戸は2位のまま。 八戸サポーターズグループは「残念ながら勝利叶わず引き分け。次節、ホーム最終戦で絶対勝利を!」と呼びかけている。

高知にとっては、ホームで貴重な勝ち点1。残り2節を残してJ3残留を決め、選手たちは安堵の表情を見せた。地元メディアは「高知ユナイテッド自力で残留決めた!!」と速報し、ファンからも祝福の声が上がった。

次節の見どころ:ホーム最終戦で昇格へ王手

八戸の次戦は11月23日(日)、ホームのプライフーズスタジアムでカマタマーレ讃岐と対戦。13時キックオフ予定で、NHK青森で生中継される。 この試合で勝利すれば、昇格がほぼ確定する可能性が高い。サポーターからは「4試合勝ちなしを止めて、J2へ!」との期待が高まっている。

ヴァンラーレ八戸は今季、堅実な守備を武器に上位をキープ。残り試合で歴史的なJ2昇格を果たせるか、注目が集まる。

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリコネクト 。

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