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アオモリコネクト特派員のかんからです。
昨日、弘前さくらまつり期間とゴールデンウィークのホテル予約状況を解説させていただきました。併せて通年での観光客数増減の情きぃうや訪日観光客がどれくらい増加したのかなど書きましたので、よろしければそちらもご覧ください📃
【青森県宿泊動向】2025年度春、ホテル予約状況解説🌸 #ゴールデンウィーク #弘前さくらまつり を楽しむための宿泊施設選びのポイント
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さてこの記事では #青森ねぶた祭 のホテル予約状況を解説していきたいと思います。まずは去年のデータを確認し、じゃあ今年はどうなっているのか、料金変動はどうか、予約は取りやすいだろうかなどお教えできれば幸いです✨
ではどうぞ!
まずは2024年の傾向をおさらい
CXL=キャンセル
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上記のように統計を取ってきましたが、統計って一重にデータをどれだけ積み重ねるかで威力が違ってくるんですよ。これが5年目となれば傾向はバッチリ分かるし、どのホテルがどのような考えで料金レートを付けているか想像することもできます。
では分かりやすくグラフで示していきたいと思います👇
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施設予約状況
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青森と弘前地域は旅行業者の仮予約の取得、ならびにホテル側でのねぶたプラン準備のためお待たせした影響により、6月まで一般の方々のホテル予約がとりずらい状況が続いていました。やはり全国的にも知名度があるねぶたを擁する青森地域、ねぷたを擁する弘前地域は他地域と比べ、客室は品薄状態!でも7月まで待つことができればチャンスがあります。
一方で事前準備をしっかりやる方々は予め何か月も前から予約を取ろうとし、結果として割増な料金で予約を取ってしまうケースあります。ホテル側もねぶた祭り前に売ってしまいたい心理が働くので、3月4月の頃と7月から直前の販売時期を比べると、結果的に直前のほうが安い傾向があります。その点は後ほど解説を入れたいと思います。
ねぶたの行われない八戸地域は三社大祭こそあるものの、例年予約が埋まってしまうような事態には至っておりません。
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青森地域と他県の予約状況を確認すると、やはりねぶたの集客効果は一目瞭然!もちろん他の地域にもお祭りはあるのですが、断然予約の取りにくいのは青森地域であり、他の地域は思い立てばいつでも行くことのできる状況が続いています。
強いて言えば盛岡は7月に予約が増えた傾向がありますが、最後まで青森のレベルを抜くことはありませんでした。
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料金レート
最安値……主に各ホテルのシングル料金。
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全部のホテルをグラフに載せようとするとバグるので、15件だけ載せてます。
参考として経年の各都市の最安値を下に示しておきますので、ご参考にしてください。円安物価高の時代にどのように変化したのか、コロナ禍の影響は如何様であったか想像してみるのも面白いと思います。
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・青森地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 35775円
2023年 同時期付平均価格 36200円
2022年 同時期付平均価格 24828円
2021年 同時期付平均価格 4306円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
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・弘前地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 35168円
2023年 同時期付平均価格 24005円
2022年 同時期付平均価格 14758円
2021年 同時期付平均価格 4919円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
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・八戸地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 13227円
2023年 同時期付平均価格 20400円
2022年 同時期付平均価格 8885円
2021年 同時期付平均価格 5295円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
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最高値……主に各ホテルのダブル・ツイン料金。
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・青森地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 49319円
2023年 同時期付平均価格 37703円
2022年 同時期付平均価格 28243円
2021年 同時期付平均価格 15858円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
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・弘前地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 60694円
2023年 同時期付平均価格 27338円
2022年 同時期付平均価格 32542円
2021年 同時期付平均価格 11216円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
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・八戸地域
2024年 7月28日付8月2日平均価格 29372円
2023年 同時期付平均価格 25390円
2022年 同時期付平均価格 15539円
2021年 同時期付平均価格 14621円 (注:祭事が中止になったため、平常価格に戻ってました)
どこの都市も2024年が一番高い価格を付けておりました。
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気になる2025年、現在の様子
CXL=キャンセル
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今回はビジネスホテルだけでなく、アパートメント・浅虫八甲田系・ドミトニーなども加えております。様々な形態で泊まる訪日観光客の存在も無下にできず、すべての影響を見るための対応です。
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施設予約状況
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以前として青森と弘前は品薄状態。でもご安心ください。例年であれば7月から多くのホテルでねぶたプランを売り出し始めます。焦って今の時点で無理やり予約をしてしまうと、かえって平均レートよりも割高に予約してしまう可能性もあります。
参考として2024年3月4月のagodaで売り出された青森市内ホテルの最安値平均レートは73175円。同年7月に売り出されたホテルの最安値平均レートは59643円でした。
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料金レート
最安値……主に各ホテルのシングル料金。
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・青森地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格(ビジネスホテル)80573円 (その他)114406円
・弘前地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格 68824円
・八戸地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格 23969円
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最高値……主に各ホテルのダブル・ツイン料金。
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・青森地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格(ビジネスホテル)81997円 (その他)114797円
・弘前地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格 86830円
・八戸地域
2025年 3月8日付8月2日平均価格 49929円
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総評
👆過去の料金情報詳細や予約概況は上のリンクからお探しください👆
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正直度肝を抜かれたんですよ。稼ぎ時だからしっかり稼がなければならないのも分かる。じゃあその料金設定でどれだけの人が泊まるのかと疑問に思ったんですけど、でもきっと泊まるんだろうな~と。それは訪日観光客。きっと大勢来るに違いない。
もちろん3月4月は例年高い料金設定で売られる傾向があるのは確かにある。でもそれを考慮に入れても高いレートで推移している。円安物価高の時代においてこの現象は至極当然。でも庶民は庶民で観たいわけだから、たとえばキャンプ場を利用するとか、他にも正攻法とは違う手段を考えなければいけないかもしれません。
これだけの料金設定なら、宿泊税の話題が出て当然至極、至極当然。世の中の成り行きはこのようなものらしい。。
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