|その関係、アオモリにつき。|#08 鳥谷部恵里子という女。


友人に鳥谷部恵里子と言う女性がいる。五戸町在住で、民泊オーナー、2児の母、画家、ジェンベ奏者。
高校の同級生なので、かれこれ20年来(!?)の知り合いと言うことになる。

当時、三十路手前で地元青森にUターンした私は、青森県南周辺でローカル系の仕事に就きたいと考えていた。しかし、元々地元や学生生活に馴染めなかった方なので、「地元に帰ってきたのにツテがほぼない」状態だった。

そんな時にきっかけとなったのが彼女だ。彼女がシェアしたSNSの記事で最初に就いたローカルの仕事にご縁ができたし、人とのご縁も生まれた。

Uターン初期、黒石市の松の湯交流館でのイベントに行くことを彼女に伝えたら「そのイベントに風間さんて女性がいるから話してみて!」と。それが現在すさみ食堂部として一緒に活動する風間一恵とのファーストコンタクトであった。

大学卒業後もその大学がある山形に残りまちおこしの活動をしていた彼女は、その後Uターンした五戸町でも精力的に人とつながり、様々なイベントに関わっていった。当時彼女が関わっていた五戸町内でのマルシェ「ピクニックマーケット」では、私が作ったクッション販売をさせてもらっていた。

そんな友人と3時間だけのバカンス。助手席に乗ろうとした彼女を「うるさいから後ろに乗って。」と言っても変な空気にならないのも助かる。(この車の運転よりハザードな私自身の運転、、、!)


ふあっとした声色で気ままに話題を展開する彼女。そして時折自動的に入ってしまう美術教師なスイッチ。妻、母、奏者、クリエイター、、、たくさんの顔を持つ彼女。創作活動の話題になったとき、「真似できることはどんどん取り入れなよ!」と言うアクティブな意見。高校時代から変わらぬ彼女のハングリーさは、基本リスペクト、時に近寄らないでほしい。(気合いのあまり圧を感じることがある。)

「鳥谷部ギャラリーか?!!」と思うほど彼女の絵を堪能できる、インド食堂かふぇぴこてぃりさんでインド料理定食をいただいた後、鳥谷部が「以前から話をしてみたかった!」と言う南部町のソカロさんへ。結果的に今回のバカンスは彼女にとって刺激的なものになったとのことでよかった。


後日メッセージが届く。「自分の作品を詰らないように。作品は自分の子どもなのだから自分が一番守ってあげないと。」私の発言に思うとこがあったようだ。ほんとに本人はふあっとしてる。けどブレない芯。そう言えば「2人目ができてから前みたいにアクティブにイベント開けない~」とソカロさんで漏らしていた彼女。けど帰りの車で「7月にVIVA LA VIDAで演奏するんだ、、、!」と。それってアクティブって言わないっけ?あれ???

|鳥谷部恵里子|
Instagram
Tシャツ通販サイト

コメントを残す