物書きナレーターの虹倉きりです。
大学のゼミって合宿とか飲み会とかあるらしいですよね。私の大学はあまりなかったんですけど……ゼミって仲間の親睦を深められるものなのでしょうか?
前回に引き続き、今回は親睦とはほぼ無縁の津軽弁研究ゼミについて書きたいと思います。
ネタになるものを探してみる
津軽弁ゼミは基本PC演習室でやっていました。題材を探すのと提出レジュメを作らなければならなかったからです。
ゼミとはいえ、授業の始めは必ずといっていいほど教授によるお小言に近い座学タイム。当時艦これにハマっていた私はPC授業なのを良いことに、30分の遠征を回しながら話を聞いていました。
(↑学生諸君は真似しないように!!)
とはいえ、何かやらなければ単位は取れません。
幸い2コマ目は作業タイムだったので、コンビを組んだ友達といい感じの津軽弁ネタを探しました。
ちなみに相方は生粋の津軽っ子で、私が「これどう?」と提案すると「こうしたほうがいいんじゃない?」とアドバイスをくれる子です。
ある日「年寄りの津軽弁は分からない」という話題になって、たまたまYoutubeで調べてみたら……思わず二人で笑ってしまったんですwww
<その動画がこちら>
おばあちゃんの熱いトークからヒントを得てひらめいた私ら。
「同じ津軽弁でも年代によって言葉が違うんじゃね?」と仮説を立てたのです!
年代によって変わる津軽弁
のれそれマップの回でも書きましたが、津軽弁は地区によって訛りが違うことは知っていたんです。そういった研究もされていました。
ところが「年代」については研究成果なし(だったような気がする)!テーマ発表の際も教授からOKをもらい、大学内でアンケートを取るなどして課題を成し遂げました!
残念ながら課題のプレゼン資料は残っていませんが、記述欄で印象に残っていたある一文がすごく印象的でした。
青森市外出身です。
同じ津軽だから言葉も一緒だろうと思っていましたが、一部の単語が通じなくてとても驚きました。
結論としては、年代よりも地域による違いが大きく出ました。テーマがテーマなので年代別で集計を取ったのですが、7割くらいの人が「年代で意味合いが違うと感じたことがない」ということでした。
しかしギャップというのは無知をユーモアに変換してくれる代物です。だから地域・年代ネタで盛り上がれるんじゃないかと思います。
そんな大学生活の思い出でした。