物書きナレーターの虹倉きりです。
TwitterXのTLで「津軽弁のれそれマップ」なるものが流れてきました。
どーなっちゃんず?
のれとそれのどすんずやー。#津軽弁 pic.twitter.com/uHtWvunrte— 津軽のルッタン🍎わがる人だげに津軽弁で伝える🍏 (@_rutan_rutan_) March 12, 2024
このマップは「のれそれ」に相当する津軽弁を地域ごとにまとめたものです。
「たんげ(たげ)」も「がっぱど」もよく聞きますが、青森市にどっぷり浸かっている身としてはなんか一個足りないんです。
それについては後ほど述べますが、まずは「のれそれ」について簡単にまとめておきましょう!
「のれそれ」とは
・意味…全力、目一杯、一生懸命に頑張る
※イメージとしては100%以上の力を出している感じ。(例:限界突破×サバイバー)
参照:新津軽.com
津軽弁ってほぼほぼニュアンスで捉える側面が強いですし、なんなら使い方によって意味合いが変わるまであります。
しかし基本的には上記の意味で使われることがほとんどですので、そこらへんはあまり心配しなくても良いです。
あれでもちょっとおかしくない?
このマップに対する私の印象です。
弘前:のれ、のれそれ、がっぱど←わかる
五所川原:わったど←聞いたことないけどまぁまぁわかる
青森:たんげ←わかるけど一個足りない!!
(# ゚д゚)「たんげ」が出たんなら「わや」もあるべな!!!
(他意はありません、ごめんなさい)
「わや」、のれそれマップ入りならず……
青森市民なら誰でも使うであろう「わや」が入っていないではありませんか!
これって「のれそれ」にあたると思うんですけど違うんですかね?
高校の友人なんてわやわやわや言ってたんですけど……ニュアンスの問題なのでしょうか?
ここからは私の脳内にあるんですがね……聞いたことがあるんですよ。
「わや」はもともと津軽弁ではなく、北海道弁であると。
( ;・`д・´)ナ、ナンダッテー!!(`・д´・(`・д´・; )
「わや」のニュアンス
以前ダンボリアンでお世話になったたろっくさんのTwitterXによると「わや=とても」という意味で使うことが多いそうです。
【 青森県内の"わや"分布 】
「とても」という意味で青森市周辺限定的との回答が多数でした。
▼「とても」青森県内の方言▼
●青森市周辺
・わや●弘前方面
・たげ●五所川原方面
・たげ
・がっぱ
・わった●下北方面
・てげ●南部弁→help me〜🤣👂#津軽弁MC #方言 #とても pic.twitter.com/qvaejpVFcT
— たろっく。@愛に生きる男 (@TaROCK_Love) January 9, 2019
詳しくは分かりませんが、青函連絡船の影響でそのまま方言が残った説がありそうですね。
それはそうと、最も「わや」が聞こえていた高校時代を振り返ってみると……同級生のほとんどが「ヤバい」みたいな感じで使っていたように思います。
そう考えると「わや」は「のれそれ」に入らないのも合点が行きますね。すまんかった。
余談
ちなみにアオモリコネクト公式TwitterXでは「わやおもしぇ情報ブログ」と明記しています。