アオモリコネクト特派員のかんからです。
夏祭りシーズンの大まかなところは終了し、今はお盆休み。僕はというと少し早く11日に墓参りを済ませて来て、そいで偶然にも隣の墓の親戚に出くわしました。事情によってお盆期間に帰れない人もいますんで、そう事情が互いに重なればそういうことにもなる。
ただ問題なのが、僕自身が地元に住んでないもので、親戚の顔が分からない!!
ということで雑談はさておき、本題へ移っていきましょう。
販売軒数が少ないまま終わった #ホテル商戦
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2022年には存在していた #ホテル商戦 における販売数の波は2023年には現れず、比較的静かなまま終わりました。ただ一切売られていなかったという訳ではなく、予約サイトにより違いは存在します。その中でも #agoda は少なかった方でしょうね。
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そこで予約サイト #じゃらん を見ていくと、確認された中でも一番多かった7/15(土)、10軒(全体の30%)のホテルが青森市周辺で販売されておりました。#楽天 でも7/30(日)に12軒の販売があり、そのくらいのレベルが今年度における最大の販売軒数だったのだろうと思われます。
なので例年に比べて販売軒数が少なかったとはいっても、予約できない訳ではありませんでした。これが #ねぶた における需要の限界点であり、ある程度限られた人数が先に予約するか後から予約するかのタイミングの違いでしかないのかもしれません。
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人流の面から語ると、青森市圏に入った人流は2019年比で2.09倍。去年は1.70倍だったことを考えると、県外から #ねぶた を観に来た人は着実に増えております。
八戸に与えた影響
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はじめ青森市周辺で客室が売られていなかった影響で、八戸市周辺でも宿泊予約が増えたことが分かりました。なにより祭りまで40日以上あるのに、この盛況ぶりでした!
上に挙げているのは6月中旬時点のデータですが、ねぶたの始まる8/2(水)を境に、八戸では販売軒数が減少。その状態は8/7(月)まで続いてました。100キロ離れていても、何としてでも #青森ねぶた祭 を観たいという熱意が伺い知れますね。祭り終了後でも新幹線で到達することのできる強みもありますから。
次のデータから見ても、八戸で行われる予定の祭りよりも #ねぶた の影響が凄まじいことが分かります。
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2週間後のデータを見ても、8/2を境に予約で混みあい続けていることが分かります。ただし6月に青森市周辺で客室販売がされた影響で、金曜土曜に少し空室が出始めているようでした。
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さらに4週間経って祭り直前になると、そのキャンセルの傾向は顕著となりました。金曜ではシングルの客室を販売していた宿泊施設は14軒も増え、土曜は5軒も増やしています。これは青森市周辺の宿泊施設の予約が可能になったため、八戸の客室をキャンセルして、より祭りに近い場所で予約を取り直したからでしょう。日曜も同様の傾向を示しています。
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八戸市周辺の宿泊施設は、青森市のように客室の売り控えをしていた訳ではありませんでした。上記のグラフでも、6月に入ってから宿泊施設のクローズが増え、一方で7月に再び販売せざるを得なくなった傾向があるのは確かなようです。
みんなはどこに泊まったの?
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アンケートをツイッター上で取りましたが、投票いただいた中で言うと、結構宿泊地がばらけているという現状があるようです。
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もしかすると、ホテルなんかよりもキャンプ場などの他の手段をとる人が多いのかもしれない……?そんなことも感じられなくはない結果でした。
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他地域との過密の違いを見てみると、青森地域への一極集中が起きたのは確かでしょうね。次に立佞武多などが行われていた西北五地域が人気だったようです。
様々な心配事がある中で
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この記事では #ねぶた商戦 における状況をご説明いたしましたけど、他にも祭りにまつわることとして例えばコロナとか、まだ続く懸念はあるじゃないですか。その中でどう動くかは個々人の意思によるところだろうし、しっかりと情報収集をして暮らして行けたらイイですね。