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アオモリコネクト特派員のかんからです。
ふと思い出して、そして今でも吹き出してしまいそうなお話です。
今でこそ違う職業ですが、去年の今頃はホテルに勤めていたのが思い出されます。何年勤めたっけか?3年2か月でしょうか。ずいぶんといたモノだな……と感慨深くもあり。
ただコロナがなければ、おそらくは今でもホテルの従業員だったかと思われます。コロナ旋風によって、20年4月5月は売上前年比30%の世界。ずっとその職場にいた場合は鬱になっていたかもしれないな~と思います。でもやりようによっては、例えばアパホテルみたいに“2020年も黒字です!“みたいな奇跡を起こしている会社もあり。経営はやり方なんですよ。
このご時世に出店しまくっているアパホテル、コロナ禍で実際どうなのか?(瀧澤信秋) – 個人 – Yahoo!ニュース
「コロナ禍でも拡大戦略」アパホテルが怒涛の新規オープンを続ける理由 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
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あと当時の事を思うと、”潰れそう” とか ”何か起きるだろう” という予感は、ヒシヒシと感じていました。確かに僕がやめた後で事件は起きましたし、そういうのを思わせる兆候ってのはやっぱりあって。そういった会社のポイントや特徴は、よくサイトとかでまとめられてます。コロナでなくても共通して言えることでしょうね。
倒産しそうな会社の特徴|倒産の原因・前兆・予兆・共通点 (bcj-co.jp)
うちの場合は……わざと一部の部屋を安く売るために水道の元栓を締めて、『修理途中なので格安で販売しています。なので水道出ません』と謎な手法を取りはじめたことが思い出されます。コロナ禍では、ほぼ無意味でしたけど。
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さて本題へ行きましょう!
県外民は思うかも。十和田観光電鉄=電車 だと。
❄冬の青森❄
❄雪国❄青森の魅力をあなたへ😁
gamo.jun撮りため画像より
十和田観光電鉄 三沢駅 pic.twitter.com/QEUa3XUZJ3— gamo.jun (@gamojun1) November 23, 2018
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確かに十和田観光電鉄は電鉄と名乗ってますから。初めて聞くと電車だと思いますよね。
昔はちゃんと?電車だったんですよ。知らない人もいらっしゃるでしょうけど。若い方は特に知らないはずです。
2012年まで現役だった路線で、三沢駅から十和田市駅までの区間を結んでおりました。
七戸十和田駅じゃなくて、十和田市駅ですよ~。
“電鉄”を名乗ってるけど、バス会社です。
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この件はネットの検索エンジンで探せば、ページが先頭に出てきます。
十和田観光電鉄 乗合時刻表 ページ (toutetsu.co.jp)
路線もけっこうたくさんありまして。青森市から十和田へ行けるのはもちろんのこと、八戸や三沢・六ケ所ともつながってますから。青い森鉄道やJRで届かない範囲に行きたいという観光客や地元住民の足になっているかと思います。
思い出されるのは……
1990年の旧十和田市駅構内にて#十和田観光電鉄 pic.twitter.com/TWmUVvvrB5
— tokatihide (@tokati_hide) April 10, 2021
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他の社員の会話を盗み聞きしたところ、
『十和田市駅は昔あったんだけど、今はなくなってるんだ~』
『そうみたい。いま電車は通ってないみたい』
ここで終わればいいんですけど。
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『十和田観光電鉄はなくなったんだ~』
…………
いや、あります!
思考回路が “電車が無くなった=会社もない” なんですよ。
なので何ヶ月した後に『十和田観光電鉄はある』と僕が話したら、謎に猛反発されました。
今となっては、いい思い出です……。バス会社として存在してるんだけどな。
通称:十鉄バス
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他の似たような例。
今日は白浜駅と紀州鉄道に行ってきました #鉄道むすめ pic.twitter.com/1pl3M9rcpZ
— 大淀久明 (@Carol_Oyodo) March 7, 2021
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電車を走らせてないのに”電鉄”を名乗り続ける例は中々ないのですが、”電鉄”を名乗ったまま他の経営をメインに行っている会社はあります。例えば紀州鉄道さん。
その後、1979年には不動産・リゾート開発を営む鶴屋産業の傘下に入り、現在に至るまでリゾート開発を軸とする不動産業を主力部門としており、鉄道事業収益の割合は微少かつ慢性的な赤字で実態は不動産会社となっている。しかし、不動産業などを営む際に、鉄道会社ということが信頼に繋がるという利点があり、また社名と鉄道への愛情をもたらすことから、赤字に関わらず営業を続けている。
僕は以前、この会社の経営しているホテルに泊まったことがありますが、大変サービスのいい施設だったのが思い出されます。
名前を変えないのは、愛着があるから?
ゴールデンウイーク、レールバスの運行が話題になりましたが、2012年3月で営業終了した十和田観光電鉄(十鉄)の「七百鉄道記念館」が31日、一般公開されます。十鉄車両や営業当時の備品が収められた車庫、旧七百駅舎(六戸町)の一帯を「記念館」に…
東奥日報社さんの投稿 2015年5月8日金曜日
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“十和田観光電鉄” という名前によって、誤解を生むケースをご紹介いたしました。県外民はもちろん、県内民も間違うリスクがあるということを……。
でもそんな名前を、未だ変えておられません。
きっと、変えたくないんですよ。愛着があるんです。
そっとしておいてあげましょうよ。。。
三沢ー三農で約10kmくらいだけど…380だったか420円だったかな??メインは定期だったからうろ覚えだけど…
定期券なるとJR線の陸奥湊ー八戸経由の三沢で7000円台で十鉄は一万切る程度っていう距離と値段の逆転状態はよく覚えてるのぜ●゜∀゜)つ))
— 中納言 (@tyuuroujyou) April 13, 2021
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運賃が高い代わりに、台風などの災害でJRが止まっても、運行していたそうです。
青い森公園、青い海公園。どっち??
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これは~僕がホテルに勤めたばかりの頃の失敗談です。
確か『青い海公園はどこですか?』と訊かれたのに、青い森公園を案内したような気がするのです。でも安心してください。そのお客様はエレベータに乗って出ていく直前に、電話のかかってきた相手に指摘されて、真相に気づいてくれてました(;’∀’)
その後で反省しながら調べていくと、青い森セントラルパークってのもあるんですね!
青森だから青OO~ってのは安易と言えば安易だなと思いつつ、他に代案もさして思いつかなかった当時の僕でした。
青森とは関係ないけど……幽霊の話。
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好きな人は好きよねー!
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ホテルには様々なお客様が泊まりますし、中には自殺志願者もいたりします。そして事を実際に起こす人も……ということで、うちにもいましたよ。僕が入社する前の出来事です。
で、実際に自殺した後の部屋って幽霊出るの?ってところなんですが
『しばらく出てたらしいけど、壁紙を張り替えたら出なくなった』
だそうです。
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ちなみにこの部屋とは別に部屋に宿泊した方で、たまに
『この部屋で自殺した人いたでしょ?』
と言いに来る人はいたので、まあ……なんとも。
自分自身の精神的なもので、そう勘違いをしてしまう方もいるようです。
以上!