カテゴリー: 東奥見聞録
・ 【ゆっくり解説】『シリーズ津軽信枚①~高坂蔵人の乱(前編)~』 東奥人と申します。 歴史は再び表街道へ戻り、公式に伝わる津軽二代藩主、信枚の治世へと移ります。 しかし、藩主就任から三年かそこら、まだ年若い信枚を思わぬ…
・ 関ヶ原の戦いが終わり、二年の歳月が過ぎた。三成の三男・源吾と次女・辰子を郷里へと落ち延びさせた津軽信建は、都での勤めを終えて津軽の地へと帰る。 そして、そこで父・為信より天下分け目の戦いが、遠き北僻の津軽にいかな影響…
・ 【小説朗読風作品】『鳶の子』第一回 東奥人と申します。 先ごろまでの津軽信建解説、作りながら実はこっそり自分脳内の信建の心理描写の青写真として書いていた小説…のようなものがありました。知人と協力者の嫁さんにだけ見せて…
・ 東奥人と申します。 私用とか多忙とかワクチンとかも含めて大変なブランクが空きましてすみません。 史料のつまびらかとされない中で、あくまでも今出回っている資料による信建の薄いその影を掘り起こしました。 結果すごい尺にな…
・ 東奥人と申します。 前回の引きから末期の為信による次期当主指名の決断。 そしてそれに伴う御家騒動の血風。 しかし、その正史の裏で、凡君と片付けられたはずの津軽信建に光を当てた研究者たちがいて… 弘前城築城の工期を巡る…
・ 東奥人と申します。 津軽家、南部家の庶代藩主たちの功績を語り終え、次代の物語へと話は進みます。 地元でも知る者の少ない、蜃気楼のような為信の息子、信建。 今作より数回シリーズで彼に視点を向け、弘前のランドマーク、弘前…
・ 東奥人と申します。 先ごろ終了した南部信直の一代記ですが、そこで語り残した彼が脇役(?)として登場する地方伝承話をいくつか拾いつなげてマイナーな一編を編んでみました。 なお、弘前芸術鑑賞会主催の『卍の城物語』の3.5…
・ 東奥人と申します。 長く続けてきた南部信直の解説もいよいよエピローグが見えました。 中風で不自由な体を引きずり、次代に譲るために彼が最後に取り組んだ領国の整備事業…そして新都としての不来方への築城事業。 そのために彼…
・ 東奥人と申します。 長らく続けてきた九戸の乱関連を終了し、再び話は南部信直の一代記へと戻ります。 糠部の小天地で政治的暗闘を繰り広げてきた南部信直が与えられた次のステージは、朝鮮出兵の大本営・肥前名護屋。 この地で彼…
・ 東奥人と申します。先回まで解説させてもらった哀調漂う(?)九戸の乱。 そんな九戸政実の戦いに終止符が打たれる前夜、政実自身が戦っていた相手の一人、南部信直は、もう一人の宿敵に積年の恨みをぶつけるべく行動を起こし、一方…
・ 東奥人と申します。私的な多忙でまただいぶ間が空きました。 南部解説編第7回、九戸政実編では4回目。 九戸政実の乱と記録された事件の当時から現代までの推移する中での評価。 その変化と、底に流れる思想のようなものを政実編…
・ 東奥人と申します。 南部解説編第6回、奥羽仕置きと伊達政宗による一騎変動を経て、陸奥の地にたまった中央へのヘイト。 それがついに九戸政実の乱に至り、その戦いの経過、九戸城の落城と悲劇までを今回は描きたいと思います。 …