春の甲子園、第98回選抜高校野球大会で、青森県代表の八戸学院光星が初戦に登場し、広島県代表の崇徳を15-6で下した。試合は延長10回までもつれる展開となったが、八戸学院光星は最後に一気に突き放し、青森県勢として力強い白星スタートを切った。
この試合は序盤から簡単ではなかった。八戸学院光星は1回裏に3点、2回にも1点を失い、立ち上がりから追いかける展開。それでも4回に3点を返して差を縮め、7回にも得点して食らいついた。8回には菅沼晴斗の2ラン本塁打で流れを引き寄せ、最後は10回に一挙9点。スコア以上に激しい打ち合いを制した勝利だった。
最終的に八戸学院光星は19安打15得点。一方で守備では6失策を記録し、試合運びは決して楽ではなかったが、それを上回る攻撃力で押し切った。注目されたのは、主将でエースの北口晃大だ。八戸学院光星は今大会から導入されたDH制のもと、北口を「4番・投手兼DH」で起用する“大谷ルール”を採用。北口は打っては7回に同点適時打を放ち、投げては6失点10奪三振と、まさに投打の中心として存在感を示した。
八戸学院光星は、公式発表で2年ぶり12回目のセンバツ出場。春の大舞台でまず1勝をつかみ、次戦へ勢いをつなげた。日程表では、八戸学院光星が入る次の試合枠は3月24日、第6日第3試合の2回戦として示されているが、現時点では対戦相手は未定となっている。
青森県勢にとって、この1勝はただの初戦突破ではない。苦しい展開でも打線が切れず、延長戦で勝ち切ったことは、今大会の八戸学院光星の地力を強く印象づける内容だった。春の甲子園で青森の校名が再び勝ち上がった。次戦でも、その勢いが注目される。







