青森市の雪相談件数を3期間で比較 どこで増えたかを検証
※重要:本記事の相談件数は「投稿・相談の数」を地区別に整理したものです。危険度や優先度(緊急性)の順位を示すものではありません。そしてまちレポは「FixMyStreetJapan」を使う市の相談受付です。

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「まちレポあおもり」の雪相談データを、次の3期間で比較しました。
- ① 2024/12/16〜2025/02/17
- ② 2025/12/16〜2026/01/31
- ③ 2026/02/01〜2026/02/04(直近4日)
結論から言うと、相談は減っていないどころか、2月上旬に「短期集中」で急増しています。
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集計サマリー
- ①合計:3,205件(64日、1日平均 約50.1件)
- ②合計:2,782件(47日、1日平均 約59.2件)
- ③合計:1,368件(4日、1日平均 342.0件)
期間長が異なるため日次平均で比較すると、②は①比で約+18%、③は②比で約4.8倍の水準です。
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地区別の大きな変化
①(24/12/16〜25/2/17)の上位

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筒井(217)、石江(129)、桜川(128)、小柳(121)、浜田(112)
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②(25/12/16〜26/1/31)の上位

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新城(177)、石江(153)、奥野(140)、筒井(135)、三内(104)
この期間では、新城・奥野・石江の増加が目立ちました。
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③(26/2/1〜2/4)の上位

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石江(82)、新城(78)、筒井(66)、小柳(56)、三内(54)、大野(54)
わずか4日間で、石江・新城・筒井など主要地区に相談が集中しています。
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「変化がない」のか?「急変した」のか?
結論としては、これまでの課題(相談が多い地区の顔ぶれ)は継続しつつ、2月上旬に一段強い波が重なったと見るのが妥当です。
- 継続:石江・新城・筒井・小柳・三内・大野など、上位の常連が多い
- 急変:2/1〜2/4は日次平均342件まで跳ね上がる短期集中
つまり、構造的な負荷があるところに、短期的な悪条件が重なった局面と言えます。
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直近トピック:アムゼ屋根雪の大量落下
2月4日夕方、青森駅周辺の安方地区では、&LOVINA周辺を含むおよそ100軒で一時停電が発生したと報じられました。
同日には、サンロード青森の「アムゼ」屋根から大量の雪が落下し、歩道や道路の一部が雪で埋まる事案も発生。消防などが巻き込まれた人の有無を確認し、除雪のため一時通行規制も行われました。
同時期、青森県は青森市道の代行除雪準備を明らかにし、青森市長は発言について「誤解や不安を与えた」と陳謝しました。相談急増の背景として、現場対応の逼迫を示す動きです。
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まとめ
今回のデータは、「相談が多い地区の固定化」+「2月上旬の短期急増」を示しています。今後は、上位地区の重点対応(生活道路・歩行空間・落雪危険箇所)を、短期ピーク時に前倒しで実施できるかが焦点です。
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