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【振り返り】前澤友作氏の「ふるさと納税10億円」青森は五所川原市が寄付先に

2021年末、実業家の前澤友作氏が「ふるさと納税で全国の自治体を応援する」取り組みを行い、話題になりました。前澤氏は観光振興を目的に、全国87自治体へ総額10億円規模の寄付を行ったとSNSで報告しています。

この企画では、寄付額は自治体ごとに500万円〜3000万円の範囲とされ、自治体名の一覧もあわせて公開されました。コロナ禍で観光が厳しい状況が続く中、「各地域の観光資源に活用してほしい」といった趣旨が添えられていたのも特徴です。

では青森県はどうだったのか。地元紙の報道によると、青森県内では五所川原市が寄付先となったとされています。五所川原市といえば「立佞武多(たちねぷた)」などで知られる地域で、ふるさと納税にも力を入れてきた自治体の一つです。全国規模の企画の中で、県内の自治体が選ばれていた点は、あらためて振り返ると興味深いトピックと言えるでしょう。

前澤氏は過去にも、ふるさと納税を通じた高額寄付が報じられたことがあります。こうした動きは一過性の話題で終わるだけでなく、地域側が「どう活用し、どう情報発信するか」によって、観光・関係人口づくりのきっかけにもなり得ます。青森にとっても、当時の“県内の接点”を知っておく価値はありそうです。

※本記事は、当時のSNS投稿・報道をもとにした振り返りです。

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリコネクト 。

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