テレビ朝日系の連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』(毎週火曜よる9時)が、いよいよ最終回を迎える。2025年10月21日にスタートした本作は、“ちょっとだけ”超能力を得た人々の日常と騒動を描く物語として注目を集めてきた。最終回は12月16日に放送予定で、クライマックスに向けて関心が高まっている。
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『ちょっとだけエスパー』の魅力と最終回の見どころ
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主人公の“ちょっとだけエスパー”を大泉洋が演じ、宮崎あおいは物語の鍵を握る人物・四季として出演。脚本は野木亜紀子が担当し、超能力という設定を入口にしながらも、人間関係の機微や葛藤を丁寧に描く点が支持されている。中でも宮崎が見せる四季の温度感は回を追うごとに存在感を増し、第8話では彼女の大胆な行動が視聴者の間で反響を呼び、「予想のはるか斜め上」といった声もSNSで見られた。
報道によれば、主要キャストは同日にクランクアップを迎え、宮崎が涙を見せた場面もあったという。大泉が「続編を撮る気満々」と意欲を語ったことや、宮崎が「インした日から終わるのが寂しかった」とコメントしたことも伝えられている。最終回では四季の運命がどう描かれるのか、そして“ちょっとだけエスパー”たちの物語がどんな着地を迎えるのか、最後まで目が離せない。
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青森ロケの名作『ペタルダンス』を振り返ろう
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宮崎の出演作を辿ると、青森との接点として挙げられるのが2013年公開の映画『ペタルダンス』(石川寛監督)だ。宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵らが出演し、青森県内では弘前市や深浦町などでロケが行われた。弘前中央病院、嶽温泉の小島旅館、岩木山の並木道といった場所も登場し、津軽の風景が物語の空気感を形づくっている。
本作は、女性たちの友情や葛藤を軸にしたロードムービーの趣きもあるドラマ。宮崎が演じる主人公の繊細な感情表現と、土地の光や季節感が重なり合う映像が印象に残る。ドラマで宮崎の演技に惹かれた人ほど、過去作で見せる表情の違いも含めて再発見があるかもしれない。
今、話題の連ドラ最終回を前に、宮崎あおいの多彩な魅力を再発見するチャンス。『ペタルダンス』は動画配信サービスなどでチェックしてみてほしい。宮崎の演技の幅広さに、改めて感動するはずだ。
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※放送日時や各作品の視聴可否は変更・入れ替わりがあるため、最新情報は公式発表や配信サービスの表示をご確認ください。







