2025年11月29日、明治安田J3リーグ最終節で、ヴァンラーレ八戸はアウェイでFC琉球と対戦し、1-1の引き分けに終わった。この結果、八戸は勝ち点72でリーグ2位を確定させ、クラブ史上初のJ2昇格を果たした。試合は沖縄県総合運動公園陸上競技場で行われ、キックオフは15時3分。昇格を懸けた一戦は、両チームの意地がぶつかり合う激しい展開となった。
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試合経過:先制許すも永田の同点弾で追いつく

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前半は両チームともチャンスを作りながらもスコアレスで折り返した。後半に入り、琉球が先制点を挙げる。61分に浅川がゴールを決め、ホームチームがリードを奪った。しかし、八戸はすぐに反撃。直後の68分、永田一真が冷静に同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻した。以降、両チームは追加点を狙ったが、守備陣の集中力が光り、1-1のままタイムアップ。八戸は勝ち点を1積み重ね、昇格圏内の2位を死守した。
この試合で八戸は、琉球のプレッシャーを受けながらも粘り強い守備を見せた。特に、失点直後の即時対応はチームの精神力を象徴するものだった。一方、琉球はホーム最終戦で勝利を飾れず、シーズンを引き分けで締めくくったが、来季への手応えを感じさせる内容だった。
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背景と今季の歩み:東北から全国へ
ヴァンラーレ八戸は2014年にJFL昇格を果たし、2019年からJ3で戦い続けてきたクラブ。今季は序盤から上位争いに絡み、栃木シティとの優勝争いを繰り広げた。最終節では、栃木シティが相模原に5-0で圧勝し優勝を決めたが、八戸は2位をキープ。青森県八戸市を本拠地とするクラブとして、地元ファンに大きな感動を与えた。2013年からチームを応援してきたファンは、「12年の努力が実った」と感慨深げに語っている。
SNS上では、ファンから祝福の声が殺到。「ヴァンラーレ八戸マジで神!仕事休んで試合観たかった」「全ての試合が終わり、薄氷を踏む思いで昇格を掴み取りました」との投稿が相次いだ。地元八戸市民からも、「八戸市民としてとても嬉しく思っております」「来年はJ2で共に闘いましょう」と喜びの声が上がっている。
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今後の展望:J2での挑戦
来季J2では、ジュビロ磐田をはじめとする強豪との対戦が待つ。八戸はホームのプライフーズスタジアムを拠点に、新たな歴史を刻むことになる。ファンからは「アウェイで大分くるね、楽しみ」「J2昇格おめでとう、もっと上に」と期待の声が寄せられている。一方、琉球は今季の教訓を生かし、来季の巻き返しを図るだろう。
この昇格は、青森県のサッカー界に新たな風を吹き込む。ヴァンラーレ八戸の快進撃は、まだ始まったばかりだ。







