人気バンドMrs. GREEN APPLE(ミセス)が、2025年10月16日に公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、ファン待望の「大切なお知らせ」を発表した。事前の憶測では活動休止の可能性が囁かれていたが、実際には活動休止期間を設けず、2025年12月31日をもって現在の「フェーズ2」を完結し、翌2026年1月1日から「フェーズ3」を開始することを明かした。 ボーカルの大森元貴は「メンバー変更もなく、同じメンバーで続けていきます」と強調し、ファンを安堵させた。
この発表は、バンドの歴史を振り返るものだ。Mrs. GREEN APPLEは2020年に一度活動休止を宣言し、約1年8カ月のブランクを経て2022年に「フェーズ2」として再始動。 その後、2023年のNHK紅白歌合戦出場や数々のヒット曲で国民的人気を確立した。今度の移行は、休止を伴わないスムーズな進化として位置づけられ、SNSでは「休止じゃなくてよかった!」「フェーズ3が楽しみ」と喜びの声が溢れている。
そんな中、Mrs. GREEN APPLEは音楽活動以外でも注目を集めている。2025年9月12日、青森県と長野県の合同で「グリーンアップル大使」に就任したのだ。 りんご生産量日本一の青森県と二位の長野県が連携し、青りんご(グリーンアップル)の魅力を全国に発信するための大使役だ。バンド名に「GREEN APPLE」が入っている縁から任命され、メンバーたちは「まさか青リンゴを背負うとは思わなかった」と笑顔でコメント。 特にボーカルの大森元貴はリンゴアレルギー持ちながらも、「これを機に克服したい」と意欲を見せている。
大使就任式では、青森県知事の宮下宗一郎氏や長野県知事らが参加していた。 青森県はグリーンアップルの生産量で全国トップを誇り、この取り組みを通じて消費拡大を目指す。バンドは今後、楽曲やイベントを通じてりんごのPRを展開する予定で、音楽と地元産業のコラボがファンをワクワクさせている。
活動の新章を迎えつつ、地域貢献にも積極的なMrs. GREEN APPLE。フェーズ3での活躍と、グリーンアップル大使としてのユニークな活動に、ますます目が離せない。
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