弘前・星と森のロマントピアの天文台「銀河」で出会う感動の星空と休業前に見ておきたい景色

弘前の自然に囲まれた「星と森のロマントピア」。
その敷地内にある天文台「銀河(ぎんが)」は、天文ファンはもちろん、子ども連れや観光客にも人気のスポットです。

森の中だからこそ見える満天の星空。ここでしか味わえない宇宙体験を紹介します。

県内最大級の望遠鏡で宇宙をのぞく

「銀河」には青森県内の公開天文台で最大となる、口径40cmの反射望遠鏡が設置されています。
この望遠鏡をのぞけば、月のクレーターや土星の環、木星の縞模様までくっきり。


昼間は専用の望遠鏡で太陽の黒点や紅炎の観察もできるんです。
天文台スタッフがやさしく解説してくれるので、天体観測初心者でも安心して楽しめます。

大ニュースを呼んだ「流星クラスター」

2025年8月13日、天文台「銀河」がペルセウス座流星群の流星クラスターを観測したことで全国的に話題に。
世界でも観測例がわずか10件ほどしかないという、超レアな現象です。

https://x.com/_Milkyway_Ginga/status/1955302420298477858

その時の様子をX(旧Twitter)に投稿したところ、なんと340万回以上表示され、大きな注目を集めました。
まさに「銀河」が全国に名をとどろかせた瞬間でした。

訪れるとこんな体験ができる

筆者も昨年夏に訪れました。
あいにくの曇り空でしたが、それでも一つだけ星を見られたときは感動!

施設内には「夏の大三角形」などの写真展示や、星座早見盤・模型もあり、宇宙をもっと身近に感じられます。
夜空を見上げるだけじゃなく、知識とセットで学べるのが魅力です。

まもなく全館休業に…

そんな人気の天文台ですが、2025年9月20日、残念なお知らせが発表されました。
星と森のロマントピアは令和7年11月1日から当面の間、全館休業に入るとのこと。

経費の増加や設備故障などで運営が厳しくなったのが理由です。
天文台「銀河」も対象となるため、この場所での観測はしばらくおあずけに。

温泉や宿泊施設、岩木山を望む絶景なども楽しめる、地元にも観光客にも愛された施設だけに、惜しむ声が広がっています。

休業前に星空を楽しもう

休業までの約1か月、まだ観測のチャンスは残されています。
10月には1400年ぶりにレモン彗星が地球に接近、さらにオリオン座流星群の活動期もやってきます。

弘前の澄んだ夜空で、今しか見られない宇宙のドラマを体験してみませんか?

基本情報

住所:青森県弘前市大字水木在家字桜井113-2

電話:0172-84-2288

開館時間:13:00~22:00(最終入館21:30)※季節で変動あり

料金:大人200円、小人100円(宿泊者は無料の場合あり)

アクセス:弘前駅から車で約30分

星と森のロマントピアホームページ
天文台「銀河」 http://www.romantopia.net/outdoorfacilities/observatory/
X(旧Twitter)https://x.com/_milkyway_ginga
Instagram https://www.instagram.com/romantopia_galaxy/
Facebook https://www.facebook.com/somatenmondai/

この記事のライター

霊感系占い師 黄鈴(おうりん)

Author: 黄鈴

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