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青森市には地元の人々に長年愛され続ける中華料理店が数多く点在し、老舗の町中華から本格的な四川料理まで、それぞれ独自の魅力で食通たちを魅了している。これらの名店は青森の新鮮な食材を活かした料理や家庭的な雰囲気で、観光客にも地元常連客にも変わらぬ美味しさを提供し続けている。
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小青島の薬膳火鍋
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青森市東造道にある「中国料理 薬膳火鍋 小青島」は、国家特一級厨師資格を持つ中国人オーナーシェフが手がける本格的な薬膳火鍋の専門店として注目を集めている。しゃぶしゃぶの原型とも言われる薬膳火鍋は、漢方の知恵を活かした栄養満点のスープに新鮮な食材をくぐらせて楽しむ健康的な料理で、パリ国際中国料理大会金賞を受賞したシェフの技術により青森の地で本場の味を堪能できる。
同店では2,778円(税別)から薬膳火鍋と中国料理の両方が楽しめる食べ放題コースを提供しており、102席という大型店舗で宴会利用にも対応している。火曜から金曜は11:00〜14:00と17:00〜21:00、土日祝は11:00〜15:00と17:00〜22:00の営業で、月曜定休となっている。18台分の駐車場も完備されており、青森県産の新鮮な食材を使った創作中華料理と合わせて、心身ともに温まる薬膳火鍋を存分に味わえる。
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熊猫朋朋の麻婆豆腐とエビチリ
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青森市の中華料理店「熊猫朋朋」では、本格的な四川式麻婆豆腐とエビチリが人気メニューとして親しまれている。正統な麻婆豆腐は「麻辣鮮香酥嫩烫整」という八つの秘訣で構成され、花椒の痺れる「麻」、唐辛子の「辣」、豆板醤と肉の旨味「鮮」、全体の香り「香」、炒めた挽肉の食感「酥」、豆腐の柔らかさ「嫩」、熱々の温度「烫」、そして正方形に切り揃えた豆腐の「整」が一体となった複雑で奥深い味わいを生み出している。
同店のエビチリも青森の新鮮な海老を使用し、甘酸っぱいトマトベースのソースと程よい辛みが絶妙にマッチした仕上がりで地元客に愛されている。麻婆豆腐には豆豉(トウチ)という発酵黒豆を使った特製味噌が使われることが多く、この豆豉味噌が独特のコクと深みのある味わいを演出する重要な調味料となっている。両メニューとも白いご飯との相性が抜群で、青森の家庭的な中華料理店の定番として多くの人々に親しまれ続けている。