アオモリコネクト特派員のかんからです。

1/14(火)に #まちレポあおもり というサービスを用いて、一部期間（25/01/09〜13）の解析結果を公表させていただきました。これって別にエクセルデータがサイトでダウンロードできるわけではないので、相談のすべてを一つ一つ開いて情報を抽出するという時間がとてつもなくかかる行為をしておりました。つまり精神的限界を迎えて、その 25/01/09〜13 という期間のみの公開ということになってしまいました(笑)

もちろん時間がかかると体力的な問題も生じますけど、多くの方々が書き込んでいる窮状が目に入ってくるわけだから、それもある意味で精神に来るものもある。うん。でも今回の記事では1/1から通期での情報抽出を成し遂げましたので、その成果をご覧いただければと思います。

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降雪量と相談件数は関連性があるか？

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一般的に考えれば雪が降れば降るほど相談件数が増えるというイメージがあります。なぜなら雪が積もるほど除雪の必要性が増すからです。しかしグラフをご覧いただくと、決して積雪深と相談件数は相関していないことが分かります。１月に入って一番積雪深が多かった1/5(日)の相談件数は203件と、これ自体も多いのは確かなのですが、さらに多い日は他にもあります。

1/2(木)の場合は急激に雪が降ったという状況下で青森市民の多くが相談を持ち込んだと考えることも出来ますが、1/7(火)と1/8(水)は積雪深とリンクしていない。逆に積雪が同程度の1/10(金)以降の相談件数が100件を下回ったことを考えると、1/7(火)と1/8(水)の相談件数が多くなった原因は天候によるものと考えるよりは、人為的な対応の不備だったと捉えるのが良いのではないだろうか。（加えて1/8~1/12の期間でヤマト運輸が宅配できないという事態も起きている。）

ただし簡単に”人為的な対応の不備”と言ったとしても、1/5(日)まで正月休みを取っていた人たちも多い。文化的慣習によって対応が後手に回ったのは仕方がない側面がある一方で、今後にこの経験を活かし、長期休みでも対応できるような仕組み作りは必要だろう。しっかりと雪への対応がなされていれば、除雪排雪が大いに実行されただろう1/10(金)以降のように相談される回数も激減するのだ。（一方で見方によっては #まちレポあおもり というサービスへの不信感によって相談件数が減った可能性もある）

ちなみに1/15(水)から再び積雪深が増えているが、相談件数は少ないままだ。

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地域別の相談件数で分かること

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一番ダントツで多いのは筒井地域で、北側で隣接する桜川も３番目につけています。なぜそうなったかは現場に住まう人に伺うのが良いかと思われますので、その辺りは行政や政治家にお任せしたいと思います。

ただし素人目で考えてみた時、例えばその地域の道路が細い、路地が多い、川に挟まれた環境が雪を他地域より若干降らせやすい、業者側に不備があった、子供たちの登下校が危ない、住宅密集地ならではの特性、交通量の多さなどなど……いま挙げたものに間違っている考えもあるかと思いますが、筒井で起こったことは今後に向けて議論すべきことの一つだと思います。

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経時的変化で見ると

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筒井地域を経時的に見ていくと、正月から次第に相談件数が増えていき、1/8(水)には #まちレポあおもり へ寄せられた相談件数が30件に達し、お住まいの方々はとても苦慮されたことだろう。除雪がなされて以降は相談件数が激減し、1/16(木)に至っては相談が寄せられていない。

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＊＊除雪状況の参考としてお借りします＊＊

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小柳地域の相談件数を見てみると、一度1/3(金)かもしくは前日に除雪が入ったものと思われる。しかしそれ以降の件数増加を見ると、雪による状況悪化があったことが分かる。

相談件数上位の他地域のグラフと全地域相談件数を併せ貼っておくので、色々と考えるうえでの材料としていただけるとありがたいです。

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25/01/01～16　#まちレポあおもり より

豪雪な青森県を生き抜くために。日常生活への影響が出る青森の大雪情報まとめ。2024-2025シーズン

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