**青森市民向け** #まちレポあおもり のデータ開示📃 どの地域が一番相談件数が多いのか?土地の脆弱性を把握しよう。

アオモリコネクト特派員のかんからです。

先日 #まちレポあおもり という雪の相談ができるサービスをご紹介いたしました。ただ残念なことに青森県内において活用しているのは青森市のみということで、今後は他の地方自治体も使うかどうか、遠目で見守っているところだとは思います。役所へ直接行くか、もしくは電話窓口やメールフォーム以外から相談できるシステムとして有効な反面、相談を受ける側がシステムをしっかりと使いこなせているか?使いこなせなかった場合はそれ自体がオープンな存在なので、衆人環視で見張られる状態に陥ります。

そして #まちレポあおもり では相談者方の様々な相談内容を読むことも出来ます。気になる方はサイトへ直接読みに行っていただくとして……今回の記事では定量的・・・に、雪の現状に迫ってみたいと思います。

#まちレポあおもり

相談件数の伸びに対し……

元データ📃

1/9(木) 16:00時点 相談件数1556件 解決累計281件

1/10(金) 22:00時点 相談件数1895件(前日比+339) 解決累計307件(前日比+26)

1/11(土) 15:00時点 相談件数2037件(前日比+142) 解決累計351件(前日比+44)

1/12(日) 11:00時点 相談件数2122件(前日比+85) 解決累計386件(前日比+35)

1/13(月) 12:00時点 相談件数2177件(前日比+55) 解決累計415件(前日比+29)

1/14(火) 18:00時点 相談件数2220件(前日比+43) 解決累計433件(前日比+18)

ちなみに比較として12月分の全相談件数は813件。その数を1月は既に倍以上超えております。それだけ雪が降って、かつ除雪排雪が追い付かないということ……。ちなみに解決累計は全期間のもの、つまり #まちレポあおもり を運用し始めてからすべて、令和元年7月4日(木)からの合計です。

相談件数の伸びは一時期と比べ落ち着きましたが、それでも相談の日毎解決数が日毎相談件数を上回ることなく、後手になってしまっている現状があります。

地区別にみると

25/1/9~13の相談件数、地区別合計

地区名相談件数地区名相談件数地区名相談件数
筒井43月見野4けやき1
桜川27古川4安方1
桂木14新城4浦町1
小柳13中佃4横内1
蛍沢12浪岡浪岡4花園1
大野12栄町3久須志1
幸畑11細越3宮田1
中央10篠田3橋本1
北金沢10青葉3古館1
金沢9赤坂3戸山1
松森9浜館3荒川1
西大野9里見3合浦1
安田7駒込2左堰1
奥野7自由ケ丘2松原1
三内7東大野2西滝1
大矢沢7南佃2造道1
7富田2第二問屋町1
旭町6妙見2八重田1
石江6矢田前2平新田1
千富町6浪館2本泉1
長島6  野木1
浜田5  1
本町5    
野尻5    
浪館前田5    

ちなみに一番多い地域となった筒井は青森市の中心に位置する住宅街であり、桜川も筒井の北側に位置する同様の特色を持つ地域です。このあたりが(他地区と比べ微差ながら)ちょうど雪がたまりやすいのか、道路の状況が除雪しずらい環境なのか、あるいは業者の関係か、人口が多いから相対的に相談件数も多いのか……? いやそれを言ってしまうと令和2年度の国勢調査で筒井は青森市内で第9位、桜川は第7位ですから。そういう話ではないようです。

 

さらに筒井地区を細分化すると、一丁目が8件、二丁目が7件、三丁目が9件、四丁目が4件、丁番不明が15件ございました。なのでどの地区に偏っているというよりは、満遍なく除雪排雪が求められているようでした。

筒井地区の日毎の相談件数推移をみてみると、1/9は18件、1/10は8件、1/11は7件、1/12は5件、1/13は5件でした。件数自体は少なくなっているものの、いまだ相談に終わりが見えない模様です。

じゃあ逆に相談が挙げられていない地区はどこかというと、青森駅前の地域である新町であったり、逆に雪深いイメージのある浅虫が相談されていませんでした。

ひとまずこのようにデータは上げましたので、あと必要なことは実地での調査だと思います。すでに色々と行っている方も見受けられるので、あとはどこを重点的にすべきかとか、どこをこうすれば円滑に除雪排雪が出来るだとか、次第に見えてくるものがあると思います。

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリコネクト 。

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