アオモリコネクト特派員のかんからです。
12月初めに青森市内にある素敵なカフェにお邪魔しておりました☕
今回はそのお店のことをお伝え出来ればなと思います!
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お店紹介
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店名 アンリコ(unrico)カフェ、喫茶店
連絡先 017-752-1837 注:SNSはやっておりません。
住所 青森県青森市西大野3-11-10
営業日 水・木・金・土 12:00 – 17:00 日・月・火はお休みです。
駐車場 3台程度
席数 テーブル10席
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どんなお店なの?
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13年前からオープンしたアンリコさんは青森市内の隠れ家的存在です。友達や知り合いから口コミで広がり、多くの人がこの雰囲気を楽しんでいます。知る人ぞ知る喫茶店です。
ちょうど伺った頃はクリスマス前だったこともあり、装飾が素敵に彩られていました✨ アンリコさんは一番にそのお客様のくつろぐ空間を大切にしており、どのようにすればゆっくり落ち着いてお過ごしいただけるか、冬であれば暖かさで包み込むような雰囲気を作り出しています。なにより注目すべきはそのセンスの良さ。店主のご主人が広告デザイナーということもあり、まさしく季節感にフィットした空間を楽しむことができます。
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こだわりは器にも
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お客様が料理や飲み物を頼む際、たいてい気になるのはその味だと思います。でもアンリコさんは一味違っていました。空間に対してもいえることですが、まずは運ばれてくる器にも注目してほしいです。どんな人かによって器を取り換えているようで、『この人は明るい人だから、明るめで鮮やかな器を』『この人は落ち着いて見えるから、しっとりさを感じられるこの器にしよう』と様々なことを考えながら提供しています。
他にもこだわりがあるのですが、例えば上記の写真はハーブティーですが、内容物を抽出する際にケメックスという道具を用いています。本来ケメックスはコーヒーを美味しく作るために用いる道具なのですが、それをハーブティーにも使うことによって、奥の深い味を作り出すことに成功しています。実際にお客様がその過程を経験することによって、まさしく淹れたての味だけでなく香りも楽しむことだ出来ます。
ケメックスから滴る水をずっと眺めていると、次第に砂時計のようにそれが思えてきて、知らないうちに時間が過ぎ去っていることでしょう。
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学んできた思い出を糧に
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メニューは店内でご覧いただくとして、提供されているメニューは東京時代に働きながら学んで習得したもの。最初 雑貨関係で働いていたアンリコさんは “居心地のいい空間を作りたい” “他の方にも楽しんでもらいたい”との思いの元、 中目黒のカフェの学校で苦学しながら頑張りました。その後カフェだけでは物足りなさを思えたアンリコさんは、函館でココナッツカレーの作り方も覚えました。
僕も実際に食べたのですが、決して甘ったるいことは感じさせず、かといってアクセントが効きすぎることはない。でも美味で記憶に残る味わいでございました。
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飲み物を片手にお菓子をついばむ。そして時々置かれている書籍を開きながら、ゆとりある世界を味わう。
喫茶の役割を “食べる” “飲む” だけに限るのはもったいないことです。用意されている本は丁度読みきりサイズ、30分から1時間ぐらいのものが置かれています。大人になってから読む機会がなくなっていた絵本も、自然と手に取って読んでみようという気持ちにさせてくれます。レジ横で売られている雑貨も含め、気の配り方が非常に高いといえるのではないでしょうか。
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少しの時間に、彩りを付けて
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憩いのひと時に、良い選択を。
大人のために用意された、落ち着いた空間。味わいたい方はアンリコさんへ。
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