アオモリコネクト特派員のかんからです。
お正月休みに入りまして、僕自身『記事をたくさん書けるぞ~』みたいに思ったわけですよ!でもいざ休みになると、とんと身体が休みボケみたいな状態になるんですよね……。せっかくの休みなので、ゆったりしていたいな~と。
とまあそれでも無理やり身体を起こして、一応なんか書いておこうと今PCの前で文字を打ってます。
あんまがっちりと調べ物をしたいような気分ではないし、なので軽くエッセイの体で書いていきたいと思います。
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まずは電車と汽車の話
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いまや車社会ということもあり、昔ほど鉄道利用する人は多くはないのかな?僕の場合は車を使うことの方が確かに多いですが、たまに鉄道も使うのですよ。そういえば先日『ちなみに電車ではなく “汽車” と未だ言うご年配の方もいる。』ということでネタにしたところ、『(五能線は)川部から東能代まではまだ汽車だよ。』というコメントを頂きまして、へ~そうなんだと驚かされたことがありました!
“汽車” というと、いかにも先頭に煙突の柱が立っていて、そこから湯気がポッポッポー!というイメージがあります(笑)
👆つまりこういうイメージ。湯気というか蒸気ですね。でもこんな汽車が青森を走っているイメージはない。。
一応ここで汽車の定義を確認しましょう🔍
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汽車とは蒸気の力を動力として動く蒸気機関車、または蒸気機関車が牽引する列車のこと。日本では「Steam Locomotive」の頭文字を取って、SLとも呼ばれ、明治時代には蒸気船に対して陸の上を蒸気機関で走ることから、「陸蒸気」と呼ばれていたこともある。なお、汽車は鉄道の列車の中でも長距離列車の通称でもあり、私鉄や路面電車を電車と呼んだのに対して、日本の国鉄やその後継のJRは汽車と呼ばれた。その背景には、日常に気軽に利用する電車と区別するために長距離移動をする列車を汽車と呼んだとする言われがあり、鉄道が電化されている区間が少ない地域では、現代においても鉄道が汽車と呼ばれることがある。
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この定義に従えば、電気を使っていたとしても汽車という言葉を使っても間違いではない。しかも五能線に限って言えば “全線非電化” ということで、今はGV-E400系電気式気動車といって、ディーゼルエンジンの動力で発電した電力で動く代物らしい。なので外で延びている電線から電気が常に供給されているわけではない。
なのでそういう意味でも “電車” ではないらしい。そのあたりは僕なんかより有識者のほうが詳しいと思います。
当時頂いた他のコメントには『高校ん時は「汽車通」だった。』 『あたしの同級生も「汽車」と言っていましたねー。』などなどありましたかね。”汽車通” は確かに僕も聞いたことがある。田舎だからこそ残ってしまった言葉かと誤解していたけど、もちろん汽車で未だに通勤通学している人がいるわけだから、嘘は言っていない。
あと先日飲み会でお話ししているときに、『折れ曲がる踏切も珍しいよね~』という興味深い話も頂きました。普通の踏切は一直線の某が鳴動とともに下ろされるだけだけど、五能線にはそれがあると。
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僕にとっては知られざる世界でございました😮
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知られざる鉄道の裏技
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ちょうど先週鉄道を使う機会がありまして、青森県を東側から西側へ、新青森駅からは川部駅を経由して五所川原方面を目指そうとしていた時でございます。田舎の鉄道ってどうしても本数が少ないせいか、例えば他線への乗り換えの時に待ち時間が発生してしまいます💦
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上記の場合だと、待ち時間が56分。およそ1時間のタイムロスが発生してしまいます。これは何十年前からも変わらない状態ですし、これからも変わらないでしょうね~。ということで川部駅でひたすら待ち時間を過ごすか、あるいはわざと新青森駅から川部駅を通り過ぎて弘前駅まで行ってしまい弘前でくつろいだ方が暇をつぶせるのではないかと思えてしまいます(笑)
実際にこの手段を使うには川部弘前間の重複運賃はどうなるのかという問題がおきてしまいそう。。。
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次の区間の左側の駅から枝分かれする一方の線区から他方の線区まで乗車する場合で、列車が左側の駅を通過するため左側の駅と右側の駅との間を折り返し乗車する場合は、同区間のキロ数は含めないで運賃計算をします(定期券は除きます)。ただし、折り返し区間内では途中下車はできません(途中下車される場合は同区間に対する運賃が必要になります)。
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上記の話を簡潔に話すと、リゾートしらかみや特急つがるの場合は川部駅を停車しないので、弘前までいってしまってもOKだそうです。
ただしJR東日本お問い合わせセンターに確認したところ、普通列車の場合は川部駅で乗り換えができるので上記特例には当てはまらないそう。なので弘前を経由したい場合は弘前までの切符と、弘前板柳間の切符を買う必要があります。
鉄道を帰省で利用される方など参考にしてみてください✨
**文章の訂正にご協力いただきました方々に御礼申し上げます。ありがとうございました**
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魔境川部駅で過ごすと
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なんかね、冬の肌寒いときだったから尚更でしたけど。日が暮れるのも早いから、既に辺りは暗い。暗闇がうっすら広がっている感じで、かつ周りに僕以外誰もいない。なんか怖いんですよ……。
そのとき、とある言葉が浮かびました。これこそ “魔境” だなと。魔界と行ってしまうほどの怖さはないし、でも普通の我らが生きている世界でもなかった。だから魔界との境目である魔境が一番妥当じゃないかと感じだのです(>_<)
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いたるところに『ガムは紙にに包んでゴミ箱へ』と貼ってあったけど、ゴメン。川部駅構内をくまなく探してみたけど、ゴミ箱が一つもなかったんだ。
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11月に出来たばかりの、川部駅に併設する施設である田舎館村川部駅交流施設。ここにもゴミ箱はないし、せめて自販機は欲しかったな。。。(特に飲み物だけじゃなく、食べ物系も欲しい)魔境だとしてもせめて温まりたいな。。。駅構内にはなかったし、やっとで西側出口から出たところの遠くの場所に見つけたくらい。
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ある意味で思う。自販機を駅構内に置けば得られるであろう利益を他の人が総なめしちゃっている現状がある。うん。
でも駅側の立場で考えてみれば、(ゴミ箱の件も含め)管理の問題とかあるのかもしれない。田舎でかつ乗客数の少ない駅ならではの都合もあるでしょう。
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うん、駅構内の現状は分かった。
それを踏まえたうえで教えてほしい。トイレはどこ?場所が書いてないけど💦
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見つけました。川部駅を西側から出て左側を進んでいくと発見( ゚Д゚)
もしトイレを探しに東側から出たが最後。トイレがない駅なんだと認識したまま終わりかねない……。
駅併設の田舎館村川部駅交流施設にもトイレはないので、唯一こちらのみです。
そういう環境下な川部駅で待ち時間を過ごすとなると、ちょっと試練ですね。食堂は何軒か近くにあるから入ってしまうのも手だし、まだ日が明るいなら、田舎館村の田んぼアートを見に行くのもいいかもしれない。でも冬は明らかにやってないし、鉄道を使ってきてる人にとって現地に行くまでの交通手段はどうするの問題が出てくる。なんたってそこまで2.5キロもある。タクシー利用になるかな?
唯一以外に高ポイントだったのが、東側を進めば6:00~21:00営業で無休の温浴施設である川部温泉が存在している。でも残念なことに貸し出しセットなるものはナイ!
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そっかー。ここは魔境川部駅だから、人間向きに作られてない。仕方ないのか。そんなことを考えていると、目の前の視界が急に曲がり始めました。そして行き着いた先は……?
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