|その関係、アオモリにつき。|#15 クロモジを・もっと・知りたくて。


山越えが幾つになっても慣れない。

県南から津軽方面へ伺うとき、私にとっちゃ八甲田は難所だ。ヘアピンカーブ!ヘアピンカーブ!なんでもないカーブ!・・・色んな業者さんが生活に必要な物資を野を越え山越え運んでくれてるよね・・・ありがてぇ。時期によってはランクルみたいな幅広めな車が更にボートを引いたものと出会すことがあり、擦れ違いが怖い、、、。肝を冷やしたぜ!。

それもあって私は国道4号線LOVER。
今日は知人から教えていただいたクロモジLabを目指して青森市へ。

クロモジとの馴れ初めは山形は鶴岡市にあるレストランバー。その枝を漬けたウィスキーでハイボールを出してもらってからファンになった。例えるなら花椒の様な、ウッド系の香料の様な、それでいて甘みのある、、、そんな風味が特徴的な木だ。


山形のクロモジと青森のクロモジは違いがあるのだろうか?クロモジLabのクロモジ茶はとても落ち着いた味がする。前に「同じラズベリーを育てても、日本で育てると日本的な風味になる」と聞いたことがある。池田さんご自身から醸し出される落ち着いた雰囲気が味に反映されているのか、、、?

別日、池田さんには浅虫の山を案内していただいた。この目でクロモジが見たい。移動時にはオーシャンビューと季節で色合いが変わる湯ノ島で楽しませてくれる浅虫。海辺だけでもメロメロにさせてくれるのに、山も素敵だと、、、?


登山口近くまで車で入れる浅虫の山をご案内いただいた。入山してすぐのところには庵の様な休憩所も設けられており、宿泊客などがよく訪れるのだとか。散策していると赤い実。ジョミ(がまずみ)だ!三戸に住んでいた身ながら自生されているのを見られたのは初めて。(三戸では畑で栽培されているものしか見たことがなかった。)

もちろんクロモジとも出会えた。こんな低木!想像と違う。。。枝葉に顔を近付けるとあのクロモジの落ち着いたスパイスみある香り、、、!秋の浅虫の山は格別な気がした。クロモジのご縁が浅虫の別の顔を見させてくれた日でした。

|クロモジLab|

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