物書きナレーターのとあるエッセイストです。
「青森はゴキブリが出ない」とよく言われますが、県民の皆様は実際に見たことはありますか?
私は画像でしか見たことなく、阿鼻叫喚をする意味が全くといっていいほどよく分かりません……でした。
というのも、先日会社でそれらしきものをこの目で見てしまったのです。
会社のゴミをまとめて捨てようとしたときにゴミ箱を避けたらいまして、思わず悲鳴を上げて同僚たちが集まりちょっとした鑑賞会が始まりました。
このとき見たのは小さいの2匹だったのですが……全員リアルで見たことがなかったのもあって、Googleレンズで虫の正体を教えてもらい、無事ゴキブリ認定されるに至りました。
Q.そもそも寒冷地にゴキブリは生息するの?
ゴキブリは通常、春から秋にかけて活動することが多いようです。夏によく出るイメージがあるのは暖かい場所を好むからなのだそう。
会社で出たときも気温がそこそこあったので「暑くなってきたからなのかなぁ?」とみんなで推察。
では、寒いのが弱点なのか?というと……かなり微妙なのです。
確かに寒い環境に置かれると繁殖力が低下するみたいですが、20℃以上のところにいる限りは普通に冬を越します。しかも冬に卵を産んで暖かくなる頃に孵化するという計画付き。
「生きた化石」の異名を持つだけあって、なかなか狡猾ですよね。
冬の時期、我々青森県民は暖房をガンガンに焚いて過ごします。つまりこれは、いつどこでゴキブリが出てきてもおかしくないことを意味します。
もはやG問題は「都会の話」では済まなくなるわけですね。
Q.青森は本当にゴキブリ出るの?
ネットでも同様の質問がいくつかありました。
かなり前の質問なので今とは全然違いますが、県内で遭遇した人はかなり少ない印象です。
私も今まで見たことなかったですし、正直どれほどの害虫レベルなのかさっぱり分からなかったんですよ。
んで、どのくらいヤバいのかというと。
害虫は「衛生害虫」「不快害虫」「経済害虫」の3種に分けられるのですが……
ミツモアMediaより引用
まさかの3点セット!!!!!
ていうか病気運んでくるの!?!?
予想以上にアカンやつだった
県外の人がやたらゴキブリを恐れる理由が分かりました。これはアカンわ……アカンて……
余談ですが、耳鼻科でアレルギー検査をしたときに「ゴキブリ クラス2」と出たことがあります。
「青森にゴキブリはいない」は過去の話になりました。