物書きナレーターの虹倉きりです。
6月最初の更新となりました。もうすぐ梅雨ですね。
これを書いている現在時刻は6/3(月)の夕方(あと少しで19時)なのですが、今回は1か月前に行った青森駅周辺のことを書こうと思います。
といっても「春フェスが盛り上がった」とか「アンドラビナ人多すぎ」とかではありません!タイトル通り、ノスタルジックなネタです。
喧騒から離れて
一通りアンドラビナの中を見てみましたが……変に時間があったので、何の目的もなく西口方面へ行ってみました。
街中が盛り上がっているのは結構なことですが、あまりはしゃぎすぎてしまうとドッと疲れが出てくるものです。いや別にそういう喧騒を見るの嫌いじゃないんですけど、私が西口に行くことがないのでどんな感じになったのかなと思って行っただけなんです。
青森駅西口といえば、国民的某アニメのEDに出てくるあの家となんとなく似ている駅舎が頭に浮かびます。正直そのイメージが強すぎて、ぶっちゃけそれ以外はリアルガチな家しかないと思っていました。
「全貌」が出るところ(2:14)から始まります
そんなこんなで西口広場から青い森公園までをぶらぶら歩き、東口に戻ろうと思って連絡橋を渡っていると……駅との距離や設置場所から歴史的価値が高いことに気が付きました。
青い海公園連絡橋
ルートは青森マリーナから八甲田丸方面へ。そこから新町方面へ出るにはこの連絡橋を通ります。
40代以上の青森市民であれば「えっ今更!?」と思うかもしれませんが……ここはかつて、青函連絡船の連絡橋でした。
真下にホームが見えたので「あれ?」と思っていましたが、中間にある謎シャッターでピンときて「あぁ!」と合致。マジな話、街グルメin青森さんの投稿を見るまで全く自信がありませんでした。
封印されしホーム間通路
青い海公園側入口
レトロブームになって以降、如何にも作り出された感のあるレトロが増えているように思います。
私はどちらかというと遺跡のようなレトロ物が好きで、それこそ昭和家電や現存している古い建物(要は廃墟)などに想いを馳せずにはいられません。
連絡橋から見えた青森駅はいつも通りの日常を送っていました。
しかし北へ帰る人の群れはなく、むしろ新しい駅ビルに向かう人の群れは胸を踊らせていたことでしょう。