アオモリコネクト特派員のかんからです。
一通りコロナ禍による経済大打撃が過ぎ去り、特に規制らしいものもなくなりました。じゃあ今現在の経済はどうなっているのと訊かれても、ピンとこない方も多いんじゃないでしょうか?なので久しぶりに難しいネタを放り込んでみたいと思います。
有効求人倍率を通じて、経済を把握する。
職業安定業務取扱月報 | 青森労働局 (mhlw.go.jp)
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情報としては一般の方にご覧いただける様に、所定のサイトにて公開されております。でもわざわざ難しい内容を読み解きに行く人はいないだろうし、宝の持ち腐れ感があります。。。なので分かりやすくこの記事で載せてみたいと思います。
時期による求人倍率が分かれば、いまどんな感じの景気かもわかります。あとどの地域どの業界の求人が多いかも把握できれば、例えば求職中の人にとっても役立つかもしれませんよ?
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局別の求人倍率
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こちらは労働局(=ハローワーク)別の有効求人倍率です。
八戸地域は好調で1人の求人に対して1.54、その周りの地域である十和田と三沢も県内において高めの倍率を出しております。ちなみに野辺地が一番求人倍率が高いのですが、人口の少ない地域だと求職者自体が少ないので、求人倍率が高めに出るのは仕方ないのかなと思われます。
一方で有効求人倍率が悪いのは黒石の0.68と五所川原の0.78。つまり青森県内において雇用状況は東高西低だということ。なぜこんなにも差が開いてしまっているのか?その辺りは政治の課題と言えるかもしれません。
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年ごとに見てみると
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実は雇用状況はコロナ禍前の2019年から悪くなっておりまして、なので2019年と2022年2023年を見比べてみても、あまり変化が感じられなかったりします。主に消費税導入の影響と言われております。
4月から8月にかけてはほぼ同じ状況下で、傾向として9月から明確な上昇に転じれば『経済が良くなってきたんだな』と安心できるのですがね。
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業界別に見ていくと
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目立った動きのある業種をご紹介しますけど、飲食とか飲食とか特徴ある動きをしてると思うんですよ。3月と6月に大型の求人があったのか、ご存知の方は教えてください👂
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農林漁業分野って不調なんですね💦 外ものって天候も影響するといいますし、でも飲食が好調というところから考えると、儲けてない訳ではないでしょう。”なり手不足” ということであれば求人が増えていいはず。でも減っている。
じゃあなんなんだ?? 明確な答えが思いつかなかったので、みなさんも色々と考えてみてください。