**注意報** 感染症に気を付けよう、withコロナは続きます。青森県における現状を把握する。

アオモリコネクト特派員のかんからです。

最近よくSNSでも『コロナなっちゃった~』とかよく聞くようになりましたけど

僕の場合は職場がそんな環境であるし、自分でPCR機器(=Genexpert)を動かしている立場だし、何も珍しくはないんですけどね。でもやっぱりSNSで『コロナなっちゃった~』というセリフを読む頻度は多くなったような気がします。

それはそうなんです。広がっても当然なんですよ。以前と比べて “訳の分からないもの” ではなくなったこと、ほとんどの人にとっては死ぬような病気ではないし、後遺症の可能性はあるにせよ、社会復帰は普通にできる。世の中では特に規制らしきものはない。

これこそがwithコロナであり、受け入れなければいけない事実であります。今回は一応トピックスとして情報を挙げておきたいと思います。

 

現在のコロナ感染者数状況

【青森県】新型コロナウイルス感染者数・死者数の推移・累計グラフ:最新ニュース-NHK

現在はリアルタイムではなく定点把握と言って、一週間前の感染者数が集計されて、各都道府県別は木曜日に、全国統計は金曜日に発表されています。なので現時点で分かっている最新のものは8/14~8/20分までです。

これによると前回の第8波と同じくらいのレベルでの感染が起こっていることが分かります。改めて皆さんには以前より言われている “人ごみを避ける” とか “調子が悪ければすぐに休養する” 等のことをしていただければ幸いです。

人流の統計によると

青森県 | V-RESAS

平常時の人流もコロナ禍以前に戻った現在、これまで #ねぶた などのお祭りが行われたとしても様々な規制が設けられていた所、そのようなものは一切なくフルパワー全開で行われています。ですので人流もそういった時期になると非常に多くなるのは確かです。

ただしコロナ禍前半(=~2021年秋)において人流を抑えること自体は感染拡大防止に効力を発したところですが、全国に広まり切った現在においては “人が活発に動いていることが相対的に分かる指標” といった解釈でご覧いただければと思います。

青森市圏での数値を見ていただければ分かります通り、ねぶた期間(8/2~8/7)での入った人流は19年比で2.09倍と2.06倍と非常に高まっていました。去年は1.70倍だったことを考えると、多くの方々がねぶた目掛けて青森に来たことが伺い知れます。

沈静化した感染症

青森県の感染症発生状況|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

他報道でも上がっておりました #ヘルパンギーナ と #RSウイルス ですが、新型コロナとは傾向が異なり、沈静化が進んでいます。

ヘルパンギーナ……口の中に水疱ができるウイルス感染です。患者は5歳以下の子供に多く夏に流行します。症状はのどの痛みや口の中の水ぶくれ、発熱などです。重症になった場合は髄膜炎や心筋炎を起こすため、意識障害や息切れが出現する場合があります。口の中やのどの痛みが強く出ることがあるため、特に子どもでは食事がとれるかどうかがポイントになります。

ヘルパンギーナ – 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)

RSウイルス……Sウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。

RSウイルス感染症とは? | 知っておきたい!家庭の感染と予防 | サラヤ株式会社 家庭用製品情報 (saraya.com)

第22週=5月29日~6月4日

#マイコプラズマ はむつ保健所管内でのみ感染拡大が見られた稀有な状態が発生していました。ただし定点の病院以外で確認された場合では統計上に載ることはありませんので、一つの指標としてご覧いただければと思います。

ちなみに同時期の全国統計を見ると、全国で唯一むつ保健所管内での感染拡大のみが見られる状態でありました。

速報データ (niid.go.jp)

マイコプラズマ肺炎は、細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。普通の肺炎は高齢者に多い傾向がありますが、マイコプラズマ肺炎は、学校など集団生活を送っている若い世代が感染しやすい肺炎です。1年を通じてみられますが、冬にやや増加する傾向にあります。

マイコプラズマ肺炎の症状・治療法…原因・潜伏期間・感染経路も [肺・気道の病気] All About

なんにせよ、コロナもいずれは沈静化

新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト

増えて、また減って、そしてまた増えてを繰り返すことかと思います。

このような時代ですから、いずれは自分も感染するだろう・・・・・・・・・・・・・・・ということを肝に銘じて過ごすのが大事でしょうね。

《続報有》【2023年1月版】インフルエンザに気を付けよう。今シーズンは流行るのが確定済み?過去の傾向から今後を読み解く📖 – アオモリコネクト (aomori-join.com)

Author: かんから
本業は病院勤務の #臨床検査技師 。大学時代の研究室は #公衆衛生学 所属。傍らでサイトを趣味で運営、 #アオモリコネクト 。

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