※2018年5月に掲載した記事です。(ホームページ移行作業につき再掲)
A-Join特派員のゲンサンです。
ゴールデンウィークは如何過ごされましたでしょうか??
前半は天気も良く、ポカポカと陽気な気分で過ごすことができました。僕はザ・晴れ男♪

んで、この絶景。ここは何処でしょうか??いつも見てる八甲田とはまた違う雰囲気の山ですね。

正解は 「釜臥山(かまぶせやま)」んでもって手前でポーズ決めているのが新手の銀行強盗です。ジュース代よこせ!!(しょぼい)

とまぁ此処まではルンルンの旅でしたよ。(本日はお仕事で来れなかった特派員のハリーさんに「雨に降られてしまえ!」と呪いを青森から掛けられているのには薄々気づいていましたが。)
だがしかし、ここから先はライダー人生にとって忘れられない道となりました……

それでは下北で色々酷い目にあった話を8つ発表しましょう。
1.サンマモルワイナリーにて

脇野沢に行く途中の道にて面白そうな建物を発見。近づくと下北ワインののぼりが立っています♪

中にはかなりの種類のワイン。下北ワインって3種類とかそこらだと思い込んでいましたが、実際はかなりあるんですね。


時期が合えばワイン製造の工程まで見学できてしまうとか……これは来る時期をもう一回考えてから来よう。

ところで、左奥冷蔵庫に入っているワイン……じつは此処には無濾過の特別なワインが販売されていまして、ゲンサン的にはどうしても持って帰りたかった……しかし
(保存温度 15度以下を保ってください)
本日は20度オーバー……
……
「その①:超旨そうな無濾過ワインを飲めなかった」
次回は冷蔵庫担いでいこうかコンチクショー
2.脇野沢村にて

涙でヘルメットを濡らしながら脇野沢の港近くにやってきました。

そこの案内ボードによると338号沿いにサルの住処と道の駅があるらしいとの事。

静かでのどかだ……(あまり寂しくてひでちゃんリーダーにメッセを連発しました。それでも怒らないリーダー素敵☆)

イラストマップ下には鱈の絵。鱈を推している町という事実を写真チェックしている今現在知りました。

道の駅にもサル、猪がメインで描かれていますが「鱈の里 脇野沢」建物も鱈の里……
もちろん、お土産も干した鱈……鱈のせんべい。

鱈の南部煎餅!?
「それ、八戸屋さんに頼んで作ってもらっているここ限定の特別な煎餅なんですよ」
との事。
早速購入し、食べてみると……

「これ、お菓子じゃない。おつまみや……」
南部せんべいの裏に鱈の乾物が練り込まれていました。このしょっぱさはお菓子じゃない……
……
「その②:超美味しいおつまみがあるのに酒が飲めない」
この仕打ち……一体僕が何をしたと言うんでしょうか。
3.脇野沢~佐井村までの道(海峡ライン)

脇野沢から仏ケ浦までは25km、佐井までは約50kmその間何が有るって

山

山

山!!

峠のアップダウン、余裕で8%勾配が出現!山の間をハングオン(したつもり)でギュンギュン走り抜けます。
めっちゃ楽しい♪でも危険運転はしないようにご注意。
風景は良いし、風も気持ちいいツーリングコースです。運がよければ道端でサルにも出会えますよ♪(あと、蠅の大群も口に入ります)
そしてこの足の疲れがこの先の観光地でダイレクトに効いてきます。
4.そして、仏ヶ浦①

良い感じの疲労感で喉が渇き始めてきました。30kmぐらい自販機を見ていないような気がします。(道の駅あたりでジュースを買うべきでした)
と言っている間に仏ヶ浦に到着です。

奇岩自体初めて見る……というか仏ヶ浦自体が初めてなので非常に楽しみにしていました。
想像では駐車場を下りるとすぐみられる予定でしたが……

山道が続きます。

売店らしき場所は閉鎖。ビールケースが4つほど。

「遊歩道は勾配がとてもきついです。この杖をお使いください。なお、使用後は元の位置へ返却願います。」
……
「トム、これは杖ですか?」
「いいえ、これは棒です。」
しかも数本使い物にならないの混じってね?

案内板が「おあーーー!!」みたいな感じになってます。直してあげたい。


君はあく抜きメンドクさそうだな……

そして、鳥獣保護区だからって君は油断しすぎだろ。飛んで逃げるくらい可愛げ見せろや。
「その③:楽しい自然が一杯で、ツッコミが追いつかない」
5.そして、仏ヶ浦②

まだまだ遊歩道は続きます。もはや「遊歩道」という言葉の定義を議論したいほど。

ハッキリ言います。すんごい長いです、皆よいこらしょと戻っていきます。
こんだけキツイ思いをして結果が残念だったらどうしようと心配になってきました。

こりゃぁ……すげぇな。

さらに奥に行く道へ……ここも岩だらけ。

下北にもグランドキャニオンは存在した。長い年月波風で作られていったのでしょうか……不思議な形の岩がバランスを取っています。

縦割れしている岩が沢山、どうやって立ってるんだ??

岩が生えているようにも見えます。数週間後には花咲く勢いです。

ゲンサン的ベストオブ岩。縦割れがすごいのとスケールがデカい!!
崩壊しそうでしないこの感じが好きかも(笑)仏ヶ浦は絶対に1度は行くべき観光地です!!

……とまあ、色々テンション上がっているんですが。どうしよう……あの道を戻って帰らなきゃいけないのか。この穴の中にエレベーターとか設置されてねぇかな……(アホか)
「その④:景色は本当に最高!!でも、色々な意味で帰りたく無くなる。(特に足の疲れ)」
バイクに乗って最初のカーブで足がもつれて転びそうになりました。ライダーにあの階段はキツいけど、景色は本当に感動したなぁ。

あ、そうそう。奇岩といえば願掛岩もなかなかのデカさで見てて気持ちよかったですよ♪
ここでお参り(願掛け)をすると恋が叶うらしいです。こちらから見て、右が男岩で左が女岩という名前もついています。確かに右側のほうが硬くてそそり立ってい...
6.佐井村のアルサス
津軽海峡文化館アルサスへと到着。
ラブリーさいマート。ラブリー要素はきっとアルサスで働いてるおかぁちゃん達。
大間も近いだけあってマグロ、そして海藻推しです。
観光地おなじみのアイスコーナー♪ 右側のショーケースはお菓子かと思いきや津軽塗を展示しているという斬新さ。
佐井村の観光協会さんの前には……
「おぉ、こんなおいしそうなウニが!!しかも大きい……あれ?これ食べられないよ??」
「残念だな、それは私のお稲荷さんだ」
……もう変態仮面にしか見えない。


アルサスの外側にある軽食コーナーの女子が可愛かったのでフランクフルトを購入。100円は安かった!!

ただ3時を過ぎての入店だった為、それ以外に食べたい物も無く……大判焼きを購入。

お、これは美味い。中身はあんこ……
……
「その⑤:もう少しお話したかった」
7.大間に着いた!!① お寺のビール?

大間崎を目ざしている途中、不思議な看板を発見……

んで、その看板の先には。お寺??


地ビールの製造所がお寺。お寺の脇の民家のような場所を歩いていくと、毎度おなじみ自販機。そのうち線香とかお札も自販機で売るんじゃないかな?このお寺。

ラガー、ピルスナー、スタウト、ペールエール……
「その⑥:だから運転してると飲みたくても飲めないって」

そろそろ酒が飲めない事に本気で腹立ってきました。でも、これはお持ち帰りです。
8.大間に着いた!!② ついに……大間崎


ついに大間に到着!!大間崎到達証明書を早速ゲットしました!!

マグロの石像と記念写真!硬派な彼はいつも口を半開きにして観光客を待っています。


周りの売店では干しだこが沢山!観光客が珍しがって買っていきます。なかなか見ないっすよね、タコの乾物。

ゲンサンも超カチカチ脚を数本購入しました。生乾きよりこっちの方が味わいが有って好き……なにより安いし(笑)

今日は弁天島しか見えないな~北海道はちょっと霞がかって見えませんでした。

お腹が空いたので、マグロ丼を食べに大間んぞくさんへ……今回はこれ。

脳天たたき丼!!疲れた体に染み渡る美味しさ……

脳天って柔らかいんですね~サシが入っているトロのような甘さでした。また食べたい……

(結論)
「下北に来ると美味しいお酒とおつまみとご飯が沢山。女の子も可愛かったので帰るのが勿体ない」
ほんと、酷い仕打ちでした。また来ます、最高かよコンチクショー。
ゲンサンでした!!