平成の百姓一揆 高橋博之47キャラバン in 青森に行ってみた!

今年初の遠征は弘前、しかも人生初の一揆に参加……ではなく。

A-join特派員のゲンサンです。

1/21日、道路はツルツルで地吹雪最高のドライブ日和に平成の百姓一揆という興味深いイベントに参加してきました。

一揆という名前なので、たまに討ち入りするぞ!と勘違いする方もいらっしゃるそうですが、実際は今後の一次産業の未来について考える講演との事。

当日は事情により遅刻しての参加、到着したころにはすでに会場の熱気が外まで伝わっており……

椅子の席で囲んだ真ん中で本日の講師 高橋博之さんが力強く語っていました。

せっかくの講演、沢山の事を学んできたゲンサンですが……その中で一番心に残ったフレーズを一部自分の解釈を含めて書いていきたいと思います。

消費者へ価値の理解を促す

農家の方々が今後生き残っていく上で大切なもの……それは直販を通じて消費者の方に「我々1次産業は生きていく上で絶対に必要なもの」という理解を得ることです。

ところが、大規模流通の野菜……つまりは機械的に生産された作物は同じ顔、同じ形、まるで大量生産された玩具のように揃っている。
自然にできるものでは到底あり得ない。大規模流通に乗ってしまうと消費者に1次産業の必要性を語るうえで大事なものが欠けてしまいます。

1.命を支えている物の根底

子供たちに土を触らせたくない大人が増えている中、菌がばい菌がと避けている人もいます。ですが野菜や食べ物を作るのも菌。
海ですら大人の監視がないと入ってはいけないし触れたら汚いと子供を遠ざけています。
ですが、僕らの命の根底を支えるのは汚くて危険な海であり、犬猫のした糞やばい菌だらけの土です。
今は砂場の砂ですら人工の綺麗な砂が喜ばれる時代……ですが、そればかりに触れていると本当に命を支えている物は何か気づかずに過ごしてしまう事になります。

命を支える物の根底は土や海……そしてその中にある菌や微生物でもあるんです。

農家さん達は大規模流通の品質管理された物ではなく、自然や菌の尊さを直販を通じて語るべきです。

2.自然の変化、尊さを語る

大事なのは「自分の所の野菜はなぜ今年旨いのか、なぜ時期が早まったか、形がどうしてこうなったか」自然を語りながら売ることです。

きちんと自然と関わりながら生きている農家の皆さん全てに昨今の環境悪化に敏感です。何処の農家さんも悲鳴を上げています。
しかし、地球温暖化や環境汚染に不干渉である都会。夏はクーラー冬は暖房、一年中風がない場所では自然と都会は分断されてしまうため自然の出す悲鳴に消費者は気づけません。

大規模流通は規格と安定供給を重視している為、自然の出すメッセージなんてどうでも良いのです。大規模流通に乗っかってしまったその瞬間から農家さんの出す警告は簡単に打ち消されます。
1次産業以外の方へ自然と不干渉になっている方へ自然の尊さを語るには直販を通じてメッセージを送る必要性があります。

ゲンサン的解釈では自然の尊さと自然の価値を消費者へ伝え、理解してもらうことで大規模物流の安価な野菜に負けない「価値」を見出すんだなと理解致しました。
……マジで勉強になるな。

色々なお話と交流、そして最後に

上の他に旅客を利用した新しい物流サービスのプロジェクトや、参加された農家さんの自己紹介や今行っている活動の紹介なんかも……

種苗の保存、ゴボウを土ごと発送して引き抜き体験を消費者にそのまま提供、老犬のホームヘルパー等面白いアイディアを聞くことができ自分の知らない世界に触れられる貴重な体験をできた時間となりました。

そして最後に……

今後地方で人口が減少していき、特に小さな町や人口の少ない町から力がなくなっていくと考えられています。
しかし、地方の大きな武器……それは「食」なんです。食べ物の生産「食」を通じて都会との関係を持ちそれぞれの強みや弱みを理解して補いあうような関係を作り上げていければと思います。

日本は高齢化社会、課題先進国家として注目されその中でも北東北はその最先端を行く地域と言われています。
今後の食の未来、人の未来等少し大きすぎる話かもしれませんが時々立ち止まって俯瞰しよく考えてみては如何でしょうか。

今回は最初から参加できなかったのが悔やまれます。
遅れてきた自分にも温かく名刺交換までしていただいた高橋さん、農家の皆さんに出会えて本当に良かったです。
前回は3年前にこのキャラバンを開催したとの事でしたので、次回も3年後くらいでしょうか?その時はきちんと最初から参加させて頂きたいと思います。

ゲンサンでした。

シェアして拡散して頂けたら、もっと青森が盛り上がります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする